この前ヒップの補正を行った。

 

 

ポリエステル綿を使用したため硬さが気になった。

 

今度は、ホール使用済みのものをチップ状に細かくしたものを使用して補正した。

 

 

ホールが映っている画像がサイトに削除されていた。

 

ホール使用済みのチップ化したものは、オイルブリードする。下腹部にオイルが少し付着するが、使用感はさらに向上した。

 

やわらかいヒップになり、上にしゅもくぞりで乗せた時のクッション性がかなりよくなった。

 

 

骨格がヨーロッパ女性の前掲骨盤になるためにしゅもくぞりでの挿入がスムース。

 

注意点は、オイルブリードとチップ上のシリコンの形維持をもっと工夫すべきこと。今のところシリコンチップの移動はないが今後の使用でどうなるか。対策は、袋状のものにシリコンチップを入れることだと思う。

 

骨盤内に綿などが入るとホールを圧迫してホールが折れる感じで挿入時の引っ掛かりになる点がある。それも中綿などを詰めるときに袋状のものをうまく作ってそれに入れるのがいいだろうが、うまくできないと思ってざっくばらんに詰めた。

 

ポージングシリコン人形とは異なり、ポージングできない半面、手足が自在に動くところに生身の人間のような感じもたまにある。

 

ヒップのシリコン化は、綿を使うよりもずっといい。ウレタンを使う方法の場合なら、形をきちんと整えたものを詰めればいいが、加工が難しそう。しかし、シリコンのムニュムニュ感覚はウレタンでは無理だと思う。

 

全身骨格は、ドイツ3B社のものを使用。161センチの男性のものに骨盤だけ同一メーカーの女性骨盤を入れ替えている。

 

女性骨盤を入れ替えるのは、その構造にある。幅の大きさはほとんど変わらなくても内部の構造がかなり異なる。

 

ドールワイフにするなら女性骨盤にしたほうが何かといいと思う。

 

骨格だけで12万円もあればいい。後はお好み次第。ただし、全身骨格の主要部分の関節の金具は、使用しない方がいい。そこは強靭な手首バンドなどで繋ぎを作るほうが壊れなくていい。金具をそのまま使う関節は、すぐに壊れる。金具自体が破損する。

 

また、関節で外れやすいとしたら肩の関節と思う。骨格模型のいろいろな関節を見たら肩の関節ほど外れるだろうと思うはず。股関節は、繋ぎを作るのに苦労した。ただ、骨盤側に丸っこい構造があるので直につけてつないでも外れにくいのがわかるはず。

 

ひざ関節は、特に念入りに繋ぎを作った。ひざを曲げることが多くなるからひざ関節と股関節は、壊れないように動きやすいようにつなぐようにしたほうがいい。膝が逆側に曲がらないように布バンドの幅広いもので曲げにくい張りを取り付けたほうがいいと思う。接着剤は、24時間硬化型を使用した。たぶんはがれないと思う。接着の代わりにプラスチックパテを股関節に使用しているが、あまり信用性はないように思える。

 

首から骨盤にかけての背骨や脊椎などの骨格の保護が必要だったが、今回は中途半端なためにずれ?が生じている様子。かなり強靭で伸縮性のある補強が必要。背骨などの中の金具では、長くはもたないようだ。その方法については現在思案中。やるとしたら、解体してやるか、覆いを切開して大手術だろうと思う。

 

繋ぎに使用したものは、強靭な手首バンド、肘サポーターなど。

 

フェイスは、木偶の坊製のもの。それは、頭蓋骨にすっぽりと入る。少々きついが。あごの関節が外れやすいので注意しながらになる。

 

頭蓋骨を止めている金具は頭蓋骨に出ており、外れることがある。ねじ式。ねじロックで回らないようにした。

 

全身骨格で人形を作る場合、ドイツ3B社のページで骨格の特徴を金具を含めてよく見たほうがいい。骨の正しい向きなども手に入れた後の写真撮影で正しい位置などもチェックできるようにしたほうがいい。手の指の関節がそれ。細かい骨だが、細かい金具でつながっていてくるくると回りやすい。曲げの方向が決まっているので間違えるとうまくない。