団地リノベーション | セルフリノベーションケーススタディ+中目黒一軒家PLATHOME

団地リノベーション

東京仕事百貨 で色々な方と会う機会に恵まれている。
(昨日は7回も打合せが入ってしまったくらい!)

で、意外とこのブログを知っている人が多い。


昨日会った大学生のS君もそうだ。

昨今の不動産不況で内定先が民事再生。
笑っていいともスタイルで、様々なリノベーション関係者に会って話をしているらしい。



revaxの矢澤さん の紹介により、オフィスまで来てもらいました。



S君は学生中、団地のリノベーションをやっていたらしい。
しかも入居者によるセルフリノベーションの提案。

部屋の内装を入居者が自由にリノベーションできる賃貸住宅って、できたら面白いよね。


ただ、話していくうちに建築・不動産・リノベーションに固執する必要がないんじゃないかと思った。

あくまで自分の家を自分でリノベーションする、ということよりも、話はもっと深いところにある。

つまり、S君がやりたいことは、それぞれが自分の「生活」に
どれだけコミットできるかっていう環境作りなんじゃないかと。



僕も東京仕事百貨のブログ でも似たようなことを書いているが、「餅は餅家」という世界観は崩れていくと思う。

最近の金融危機の原因のひとつであるサブプライムローン問題も「餅は餅屋」世界の果ての姿だ。

投資家、ファンドマネージャー、レンダー… とにかく分業化してしまったことで、
現場と乖離してしまって、結局何がやりたいの?という本質から離れていってしまった。


お金は手段であって、目的ではない。



S君と話しているうちに面白いプロジェクトのシーズができた。
内容はS君のアイデアなので、もちろん極秘だが、一緒に何かできればと思う。

っということで、S君の笑っていいともは、
リノベーションから離れて、sow experience のみんなを紹介したいな、と思いました。