こんにちは
社労士の下重です
今回は「人を雇うときに、社長が最低限押さえておきたいポイント」を
チェックリスト形式でお届けします。
「とりあえず採用して、あとから整えればいいや」と思っていませんか
最初の段階で必要な手続きを怠ってしまうと、後々トラブルや余計なコストにつながることも…。
最初の一歩を丁寧に踏み出すことが大切です
✅ 採用前に確認しておきたいこと
□ どんな働き方をしてもらうか明確にしている(正社員/パート/アルバイトなど)
□ 勤務時間・休日・給与・仕事内容などの条件を整理している
□ 雇用契約書や労働条件通知書のひな形を準備している
□ 社会保険・労働保険の加入義務を確認している(週〇時間などの条件に注意)
□ 就業規則が必要かどうかを確認している(常時10人未満なら義務ではないが、整備は推奨)
✅ 採用時にやるべきこと
□ 労働条件通知書(雇用契約書)を交付している
□ 雇用保険の資格取得手続きをしている(週20時間以上働く場合)
□ 健康保険・厚生年金の加入手続きをしている(条件を満たす場合)
□ 労災保険の適用を確認している(原則、全従業員が対象)
□ 給与計算の体制を整えている(源泉徴収、住民税、社会保険料の控除など)
✅ 採用後に気をつけたいこと
□ 勤怠管理の方法を決めている(紙・Excel・勤怠システムなど)
□ 残業や有給休暇のルールを明確にしている
□ 給与明細を毎月発行している(電子でもOK)
□ 年末調整や法定調書の提出など、年次業務の流れを把握している
□ トラブル時の相談先(専門家)を確保している
💡 まとめ
人を雇うというのは、単に「人手を増やす」だけではありません。
会社としての責任が生まれ、労務管理のスタートラインに立つことになります!
最初にしっかり整えておけば、後から慌てることもなく、従業員との信頼関係も築きやすくなります。
「うちはまだ小さい会社だから…」ではなく、
「小さい会社だからこそ、基本を押さえておく」ことが、安定した経営の第一歩です
今後の予定
●5/28(水) Instagramライブ 12時~
●6/5(木)起業家のための優しい無料相談会inzoom
※いずれもオンライン又は会場を変更する場合があります
※このブログで詳細をお知らせします
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