ユールのお迎え記念日 | 302号室のヘビとトカゲとヤモリたち

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レオパ、フトアゴ、アオジタ、ノギハラバシリスク、コーンスネーク、ニホンヒキガエルたちとの楽しい生活

 3月14日はユールのお迎え記念日です。ユールが我が家にやってきて今日で丸2年となりました。
 ユールは態度も存在感もとてもデカく、ベテランの風格が漂っていますが、実は我が家ではいちばんの年下。ペーペーなんです。意外ですよね。
 
 
 2年前の3月14日――
 

 この日に備えて、数日前から準備万端だったケージ。ケージ本体もランプ類もすべて新品です。配置と壁紙が現在と違いますね。
 午後になってから福岡県内のレオパブリーダーさん宅へ。ユールは前日、北海道の札幌から飛行機に乗って、はるばる福岡県へ来たのです。
 レオパブリーダーさん宅で対面を果たし、帰りの車の中で――
 
 これがユールの、正真正銘はじめての写真です。
 
 タッパーの中から不安そうにこちらを見上げていましたよ。
 
 家に連れて帰ったときはもう日が暮れていました。
「さあ、今日からここで暮らすんだぞ」とケージの中に入れ、少しだけ眺めてからケージにカーテンをかけました。
 しばらくしてから、カーテンを少しめくって覗いてみると、
 
 始めてのケージの中のどこで寝ていいのかわからなかったのでしょう、こんなところで寝ていたのでした。
 
 一夜明け、3月15日の朝。カーテンを開けると、
 
 ちっこいくせに既に堂々たる態度のフトアゴが、そこにいたのでした。
 こうしてユールの我が家での暮らしが始まりました。
 
「ユール」という名前は先代フトアゴから引き継いだものです。
 偉大だった先代フトアゴ・ユールのレガシーを受け継ぎ、さらに偉大なフトアゴになってほしいという願いを込めて、
 
 と命名したのです。長い名前ですね! さすがに毎日「おはよう、スーパーフトアゴ・グレート・ユールⅡ世!」というのは長すぎるので、「ユール」と愛称で呼んでいるわけです。
 
 こんな幼かったユールも、我が家で2年を過ごして、
 
 このように立派に成長しました。体も態度もすっかりでっかくなりましたよ。
 
 今日はちょうど木曜でコオロギの日だったので、「お迎え2周年記念コオロギ」をあげました。まあ普段と変わらぬコオロギですけどね。
 
 6匹目に向こうのほうへ逃げられたのに追いかけもしないユール。わざわざ追いかけなくてもすぐに次をもらえるからでしょうか。こうやって人は働かなくなっていくんだろうなあ。
 
 というわけで、ユールとの暮らしは3年目に突入しました。