「こんにちは、

不登校解決専門カウンセラーの片倉です。」

 

 

今回は数日前の新聞に載っていた

 

いじめ通報アプリ

【STOP IT】というアプリについて考えてみました。

 

 

 

 

まずはその概要から

 

「いじめ通報アプリSTOP ITとは、

いじめ被害を匿名で相談・通報できるようにすることで

早期解決に繋げるためのチャット形式のスマホアプリであり、

画像や写真も添付できるため、

SNS上のやり取りをスクリーンショットなどで保存して証拠として添付することも可能です。」

 

というものだそうです。

 

 

このアプリは元々は2014年にアメリカで開発されたもののようで、

アメリカでは小、中、高と合わせて約6000校、

人数にして約329万人が利用しているらしいです!

 

さすがは最先端国家のアメリカですね。

 

いじめの防止策まで最先端を走っています。(・_・;)

 

 

日本で導入されているのはまだ合計で6校らしく、

この度僕が住む神奈川県では大和市が県内初導入するとのことです。

 

 

まぁわかりやすく言うと

 

「誰でも匿名で参加できるいじめを通報するLINE」

 

といったところでしょうか。

 

 

普通に考えていじめをしている現場を写メで撮る。

という状況は考えにくいのでやはり証拠を提示するという使い方に関しては

 

「LINEを密告するLINE」

 

という何ともサイバーな

「目には目を、歯には歯を」的な機能となっております。

 

 

 

 

僕がこの記事を読んだ時の正直な感想は

 

「いじめの形がここまで変わってきたんだな…」

 

ということでした。

 

 

どういうことかと言うと、当然と言えば当然ですが

いじめというものは本来いじめが行われている現場があったわけです。

 

教室、トイレ、体育の授業中の校庭。

 

それが若い世代へのスマホの普及を通して

 

ネット空間で展開される

 

「現場がないいじめ」

というものが主流になりつつあるのかなと感じたわけです。

 

 

誰も手を汚さずに各々が家で自分の部屋からできてしまういじめやいじめの相談。

 

ただでさえ見えないところで行われる性質のあるいじめという悪質な行為が、

今後は更に見えにくく発見しにくい形を進化させていくわけです。

 

そして実際にいじめている対象と接する事も少なければ必然的に罪の意識も芽生えにくくなります。

 

更にはいじめかどうかの境界線もわかりにくくなり、

より罪悪感のない精神的ないじめが可能になってきているのではないかなと感じました。

 

 

極端な話

「主要なLINEグループに招待しない」

 

ということ自体がいじめとも言えるわけです。

 

 

それに対しての対処法はというと…

 

「おいみんな、ちゃんと○○のこともLINEグループに招待しろよ!」

 

ではないことだけは確かですよね。

 

 

そうなってくるといじめられている子供のご家族やお母さんはもちろん、

先生や周りの友達も気が付いてあげることが本当に難しくなってきます。

 

なにしろ現場がない、いじめと言えるのかどうかもわからない、

対処法も難しく、本人さえわからない所で誹謗中傷をされていて

誰がどこまで加害者なのか本人ですらわからない。

 

でもいじめられている本人は傷ついて学校に行けなくなってしまう…

 

そんな恐ろしく間接的で実態のない意味不明ないじめが成立してしまうこともあるわけです。

 

 

少し失礼な言い方になってしまいますが

 

そういった捨て置けない状況の中で、

本来中学生にSNSなどの目的でスマホを持たせる事には、

余り寛容ではない学校という立場が取った

 

「苦肉の策」とも言える形なのかな。

 

と感じてしまったんですよね。

 

 

他にも疑問はいくつかあるのですが…

 

「そもそも今の中学生って学校でのスマホはOKなの?」とか

 

「学校の先生はこういった流れについていけているのかな…」

といったような素朴な疑問も浮かんできます。

 

 

中学生が学校でスマホOKかどうかは地域によって違うんですかね。

 

それとも学校では使わずに家に帰ってから

思い出しながら通報して下さいという無茶ぶりをしているのでしょうか…(笑)

 

ちょっと恥ずかしながら僕の周りには

そこら辺まで詳しく聞ける中学生の親戚の子などがいないのもあって、勉強不足でわからないのですが…

 

 

学校の先生がついていけるのかどうかに関しては、

僕の周りの40代後半より年配の方って電話しか使わないから未だにガラケーだったり。

 

らくらくホンだからアプリは一切入れられないんだよね。

という人もけっこういらっしゃるのでふと心配になりました。

 

中学生は毎年中学生ですけど、教員の方はそうはいきませんからね。

 

 

校長先生「え?アプリ?なにそれ、美味しいの?」

 

という状態になってたら困るな、なんてくだらない想像をしてしまいました。

 

まぁそれは冗談ですが。

 

 

時代の流れや進化は思っている以上に速いですよね。

 

10年前、20年前には想像もできなかった未来が今当然のように目の前にあります。

 

きっと10年後、20年後には想像もできなかった未来が当然のように目の前にあるのでしょう。

 

 

将来は教科書がなくなって、

生徒1人につきタブレット1台なんて時代もくるのだと思います。

 

そういった環境にどう対応していくのかもまた、

教育関係の方には頭の痛い問題なのかもしれませんね。

 

 

(この記事はあくまでも個人的な見解ですので、

この考えや意見が正しいと思っているわけではありません。)

 

 

 

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