日本己書道場

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陽だまり堂という屋号を付けていただいた
日本己書道場総師範の杉浦さんが主催されている
己書道場に初参加させてもらった。

この道場はコミュニケーションの多様化が進んだ
現代だからこそ、自らの手が筆を取り
その筆を走らせることで
『 心 』
という個性を表現する術と意味を伝えたい。

筆を走らせるということは
『 自らの心を書き表す 』
ことに通じ
それは
『 心が筆を走らせる 』
楽しさに繋がる
その楽しさは笑顔となって人と人の心を繋げる。

『  書が繋ぐ心の絆 』
という理念の基に己書が温もりのある
コミュニケーションツールとする
心の触れ合いをモットーにした道場なのである。

若年性アルツハイマーを患い
大量の投薬を受けていた30代の女性が
この己書を始めた結果
数年後には全ての投薬が無くなり
今現在、とても元気な体と心を取り戻された
という話を総師範の杉浦さんから直接聞いた。

こんな素晴らしいことが
起こるほどの力を秘めた己書。
そして、なんとも味のある字体と墨絵を
習得してみたいと思い参加をしてみた。

初めは円相の書き方から始まった
円相(えんそう)とは
禅における書画のひとつ、丸を一筆で書いたもの
悟りや真理、仏性、宇宙全体などを
円形で象徴的に表したもの

また「円窓」と書いて己の心を写す窓
という意味で用いられることもある。

筆先を己に向けて円を書くのだが
これが想像以上に難しい。
更に始めと終わりを繋げずに円にするのには
初めから終わりを意識していなければ
途中で乱れスムーズな筆運びができなくなり
思い通りの円相にはならないのだ。

そして次は五十音を平仮名で一文字づつ
幼少期に教えられた書き順を無視して
好きな書き順でお手本に習いながら描く練習。

この頃には体が熱くなり、
すごく頭を使いながら一文字一文字に
考えを巡らせながら五十音の文字を書いていた。

だんだんと慣れてくると清書をする
まずは薄墨の筆ペンで円相を書き
その上に
「 ありがとう  おかげさま 」
と書き上げた。
幼少期にすこしだけ楽しんだ書道とは一線を画す
己書初作品ができた。
仕上がりには自身で素晴らしいと思えて
自然と口に出るほど満足のいくものになった。

この己書には楽しさと笑い、喜びがあることを実感
これを極めるべく師範になれるまでやろう。
そしてあのカッコいい
蛸の絵を描けるようになりたい。

www.onoresho.jp

興味のある方は己を書きに行ってみてください。