嗚呼、阪神タイガース | 現代メディアよろず研究所

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赤星とウィリアムスが引退、今岡と藤本が移籍。


阪神タイガースの顔とも言える選手がこれだけ一気に去ってしまうと、何だか違うチームになった気がするのは小生だけではないだろう。


特に赤星とジェフは小生が大好きだった選手であり、彼らのいない阪神を応援するテンションも、大げさではなく5割減である。



そして……



代わりに入団したのがよりにもよってあの城島。


嫌いじゃない。

決して嫌いじゃない。

だが好きでもない。


実力的にもキャラクター的にもかなりの魅力はあるのだが、阪神のカラーではないのだ。

あの存在感は敵として発揮してほしい。


そして何より、阪神に今以上の補強はいらないと思う。


三浦や黒田は大好きな選手だが、彼らのFA権取得の際も小生は「阪神には来るな」と願った。


彼らはすでにそれぞれ広島、横浜の顔であって、よその球団、特にセリーグの3強に移籍すると日本プロ野球界のカオス度が増すばかりだと考えたからだ。



巨人は金と人気があって、強い選手をどんどん入れる下品な球団だ。


そういう球団に対抗するためには、同じように金をかけて補強しなければいけないのは分かる。


しかし、巨人と同じようなやり方で同じような実力を持つ必要はない。


巨人が10年のうち6~7回優勝したっていい。

優勝したって薄っぺらい快感しか得られない巨人ファンをむしろ気の毒に思う。


残りの3~4年のうち、2~3回の優勝を狙えるくらいがいいのではないか。


暗黒時代の免疫は半端ではない。


とにかく応援したくなるチームを作ってほしい。



小生は阪神タイガースのド地元の人間だが、ド地元であることは応援の原動力としては実は小さい。


ファンではあっても信者ではないのだ。


今年、すでに応援のテンションはかなり下がっている。


今この時点が境界線だ。


来年、これ以上の大型補強をするなら小生は阪神ファンを辞める。


そして、磯山さやかとヤクルトを応援する。