岡山県美作地域を舞台にしたあさのあつこの小説『透き通った風が吹いて』を原案に、「4月の君、スピカ。」「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」などの大谷健太郎が監督・脚本した人間ドラマ。
お茶の名産地である岡山県美作地域。
家業の茶葉屋・まなか屋を継いだ兄・淳也(山村隆太)は町を盛り上げようと尽力する一方、浪人生の弟・渓哉(杉野遥亮)は無気力な日々を過ごしていた。
ある日、コンサートツアーで美作に来たピアニストの里香(松下奈緒)が演奏中に倒れてしまい、里香は療養を兼ねてしばらくこの地に滞在することにする。
淳也は大学時代の元恋人である里香に冷たい態度を取ってしまい、片や渓哉は里香に恋心を募らせていった。
清らかな川を吹き抜ける風や緑の美しい茶畑など美作の自然に囲まれて曲作りに励む里香だったが、彼女にはこの場所に来なければならない理由があった。。。
岡山県美作市で育った大谷監督の美作の小説と映画を全国に、との構想から製作に至った。
出演は、ヒロインの青江里香を実際にピアニストとしても活動する「風よ あらしよ 劇場版」などの松下奈緒が吹き替えなしで演じ、里香と運命的な出逢いを果たす真中渓哉を実写「東京リベンジャーズ」などの杉野遥亮が、その兄で家業の茶葉屋を営む・真中淳也をロックバンドflumpoolのボーカルを務める山村隆太が演じる。
出演は他に、「心が叫びたがってるんだ。」などの西山潤、泉川実穂、「苦い蜜 消えたレコード」などの池上季実子など。
エグゼクティブ・プロデューサーは、King-Guu。
音楽は、「のぼる小寺さん」などの上田禎。
主題歌は、flumpoolの『いきづく feat. Nao Matsushita』。
映倫区分G
2024年作品
日本映画
配給はイオンエンターテイメント
製作会社は「風の奏の君へ」製作委員会(制作プロダクション:TBSスパークル)
上映時間98分
原作は未読。
存在も知りませんでした。
うーん。。。まあ、こんなもんか。
めっちゃ普通でした。
かなりローカル色が強い作品です。
それは別に悪くはないですが。。。
映画サイズではなく、ドラマサイズですね。
テレビのローカルドラマって感じでした。
展開的にもゆったりとしています。
物語も複雑なものではありません。
かなり王道な感じの展開でした。
まあ、成長物語ですね。
弟の成長物語として観ると、それなりには見応えはあります。
美作の風景は美しいですね。
それに、音楽がいいですね。
あと、音響。
その辺りは印象的でしたが、他にこれといった強い印象をもったシーンやセリフもあんまりなかったなぁ。
まあ、ローカル映画なので辺に凝らない方がいいのかもしれませんが、盛り上がりには少し欠けますね。
もうちょいなんとかして欲しかったなぁ。
まあ、監督の故郷でもあることだし、地元愛は感じましたけどね。
ちょっと普通すぎて、感想に困ります。
■興行収入予想
現段階では上映館数68館と少ない。
6月7日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「違国日記」、「明日を綴る写真館」、「かくしごと」、「ドライブアウェイ・ドールズ」、「あんのこと」、「ナイトスイム」、「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:」、「特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター」、「コードギアス 奪還のロゼ 第2幕」、「罪深き少年たち」、「THIS MAN」、「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」など。
大谷健太郎監督作の2023年の「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」の興行収入は不明。
2019年の「4月の君、スピカ。」の興行収入は不明。
2014年の「黒執事」は、約6億100万円。
2012年の「LOVE まさお君が行く!」は、約2億5,900万円。
2006年の「NANA2」は、約12億5,000万円。
2006年の「ラフ ROUGH」は、約5億1,000万円。
2005年の「NANA」は、約40億3,000万円。
まあ、かなりローカル色が強いこともあるし、ヒットになるのは厳しいか。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は3,000万円と予想。
星3つ(5点満点)
★★★
「風の奏の君へ」公式サイト
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「風の奏の君へ」の原作、あさのあつこによる『透き通った風が吹いて』です!
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