　昨日は東京の甥にワラビとアク抜き汁ナイロンに１束ずつ入れ、山椒を湯がきすり鉢で擂り味噌とみりん、酒、砂糖で味を調え完成し瓶詰めで送り、また知り合いの新築祝いにお祝いとワラビ、ハタハタ各種を届けた所喜んで貰えた。

　午後から船上げ用の廃車４ＷＤが入ったとの事で、浜で業者待ってる間浜小屋を整理整頓する。

　程なくしてレッカーで積載されて来た車はまだ殆ど錆びてなく、スタッツドレスタイヤ装着済みで砂浜には最適、黒色の車で大満足これで５年目処に活躍して貰うぞ。

　海は３日間大荒れだったが帰る頃には大分収まり夕日が差し込め、浜の土手一面にはニチニチソウが咲きほころびとても綺麗だった。

　実家の下り坂を下りる途中井戸が今も動き、市の水道の他に使用している。昔はそこから部落民が桶で汲んだらしい。その脇には隣の網元の漁師番屋があり、大人が５～６人居て定置網から一度に鱒５０本も大漁し、捕れればデカイ鍋に無造作に捌き醤油だけの味付けで、それはそれは今でも忘れられない味であります。

小学生の時から祖父や父の乗る船に乗せて貰い、当時エンジンも無く全員手こぎで「オースコー、オースコー」と５００ｍ先の定置網まで往復したものです。

　番屋の脇には石の恵比寿様が海を見てデンと鎮座していたのも印象的。

　その頃から私の血は寡黙で酒は一滴も飲まない優しい漁師祖父と、短気で大酒飲みの父の両極端なＤＮＡを脈々と引き継がれているのでしょうかね。（笑い）

　今日は天気も良く隣町の東由利の八塩山（７００ｍ）麓にある、八塩ダム湖に黄桜（ぎょいこう）と八重桜を見に行く、ついでに「岩本公水」さんの陶芸展に寄ってきます。

(限りない思い出の故郷の浜に夕日が間もなく沈む日本海）

（自然に増えたニチニチソウ、近くにまだ１ヶ所群生あり）

（帰り際久しぶりの再会近所のナナちゃんメス３歳尾をふりふり顔を舐められます）

（一週間近く満開状態をまだ保つ今年は楽しませてくれます。今朝の我が家のハナミズキ）

船上げ用車購入