AIと公務員試験 | 中島基浩公務員試験合格ブログ

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公務員試験講師歴24年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 AIは、公務員試験にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

 現在は、学内講座や予備校などで公務員試験講座を受講してという形態です。

 しかし、テクノロジーの進化によって、AI講師がwebで個別に講義するという形態が考えられるかもしれません。

 

 司法試験がまもなく手書きではなくパソコンで答案を提出する方式になります。

 これはまさに蟻の一穴で、日本中の公務員試験もパソコンで行われるようになることも考えられます。

 論作文は司法試験と文章を書くという点が共通しているので、移行はスムーズかもしれません。

 また現在SPIがパソコンで行われるフォーマットの試験種もあるので、そうなるといわゆる従来型公務員試験の教養試験もパソコン化されるかもしれません。

 

 面接もAI化されたヴァーチャル面接官がオンライン面接を行うなど、ちょっと前なら冗談みたいな感じだったのですが、昨今の社会のAI化を考えると、ヴァーチャル面接官もありうるかもしれません。

 

 司法試験の答案がパソコンで提出になるというニュースはエポックメイキングでした。

 公務員試験で同じことが起こらないと誰が言えるでしょうか。

 ここ数年で、ということはないと思いますが、十年後とかになるとどうなるかわかりません。

 

 三寒四温の日が続きます。

 体調管理には注意しましょう。

 がんばって。