思い返すことの価値、28年前 | 中島基浩公務員試験合格ブログ

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公務員試験講師歴24年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 今日から28年前、1995年1月17日阪神淡路大震災が起こりました。

 1995年というのは、他にも3月にオウム真理教事件が起こったり、あとウインドウズ95が発売され、インターネットが普及する分岐点になった年です。

 経済的には、バブル経済の崩壊が明らかになり、失われた10年、20年の時代に入っていく時代です。

 就活で言うと、学生有利の時代から就職氷河期と呼ばれる就職が厳しい時代に移り変わります。

 

 NHKの地域のニュースで特集があって、阪神淡路大震災では公務員も被災し、自分の家族の状況にかかわらず、公務を遂行したという事例が報じられていました。

 もちろん公務員にも自分の家族はいますから、そういう状況では公務のパフォーマンスも落ちてしまいます。

 それを責めることはできません。

 

 そういった災害の際の公務員の家族のケアという問題に着目して、全国の職員でネットワークを作って災害の際にはお互いに助け合う態勢を作ろう、という動きをNHKのニュースが取り上げていました。

 

「災害の際にも、一職員として業務を遂行することができますか」

 最近の面接で、よく訊かれる質問例です。

「もちろん、災害の際にも業務に邁進します」

 という旨を応答するわけですが、現実はなかなか難しいことだと思います。

 だからこそ、何か気の利いた一言が言えると、他の受験生に対して一歩リードできる展開が見込まれます。

「災害に備えて、年に1回実際に歩いて役所まで出勤するようにします」等々。

 

 今日は雲が分厚いです。

 青空の日が多かったので、いつもと違う感じがします。

 1月も後半戦です。

 学年末試験の真っ最中という方も、いらっしゃるでしょう。

 公務員試験の勉強も、少しでいいので続けましょう。

 がんばって。