合計特殊出生率1.30に低下 | 中島基浩公務員試験合格ブログ

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 講師の中島基浩です。

 

 教養試験での出題はないと見込まれるものの、論作文、エントリーシート等では書けた方が印象がよくなる知識です。

 昨年(2021年)の合計特殊出生率は1.30となりました。

 この2021年が最新のデータです。

 2020年は、昨年書いたブログの記事では1.34だったのですが、精査された結果1.33となったようです。

 ということで、2021年は0.03ポイント低下したことになります。

 昨年の記事です。

 

 合計特殊出生率は、1人の女性が生涯に産む見込みの子どもの数を示すものです。

 2だと人口は維持できそうですが、厳密には2.06が人口を維持する出生率になっています。

 また、政府の目標として希望出生率1.8を挙げているのですが、これを達成したのは、都道府県別で最も高い沖縄県(1.80)のみです。

 あとは鹿児島(1.65)、宮崎(1.64)が高く、最低は東京(1.08)、宮城(1.15)、北海道(1.20)となっていて、南が高い、北、東が低い傾向です。

 

 2021年の合計特殊出生率は6年連続低下で、過去4番目の低水準です。

 論作文では、合計特殊出生率1.30(2021年)と表記するのが、一番完璧です。

 約1.3とか書いてしまうと、「約はいらないのだけど・・・」と悪印象を与えるかもしれません。

 2021年という年号も表記が必要でしょう。

 合計特殊出生率は近年約1.3の水準で推移している、という表現は間違いでありません。

 賢い書き方と言えるでしょう。

 

 国家専門職まで、あと1日。

 国家一般職まで、あと8日。

 地方上級・A日程まで、あと15日。

 国家専門職は、いよいよ明日が本試験です。

 第一志望の方も、いらっしゃるでしょう。

 合格は予定されています。

 今日一日は、一生懸命勉強するのもよし、ほどほどにしておくのもよしです。

 ここまでの継続が、皆さんを予定された合格へ導きます。

 適度な緊張は、ケアレスミスを防ぎます。

 とにかく、受験番号は正確に記入・マークして、名前は正確に読みやすく書きましょう。

 現金とスマホと受験票さえあれば、大概のトラブルは回避可能です。

 落ち着いて、本試験に臨みましょう。

 がんばって。