今日は良いお天気
24日は父の命日でした。
丁度10年、、、あの日も薄曇りの肌寒い日でした。
写真の父はあの頃と変わらないけど、地上に暮らす私達、母、姉、妹、私は歳を重ね、父が亡くなった寂しさを癒やしてくれたロンも父が亡くなってから3年後にお空へ帰りました。
父が生きていてくれたら92歳、元気に暮している方は沢山いる年齢ですし、今回の選挙で東京都のある区の区長さんが(今回は落選)88歳現役だと知り、年齢はただの数字だという方もいます。
10年前は私も病気とは無縁だったから、当たり前だけどよく動けていたし、それに有り難みを感じる事も無かった。
母も父を失った悲しみをこらえながら、最後まで気丈に振る舞い立派に父を送り出しました。
だけど、そんな母が最近弱くなったし、時々弱音も吐く
季節の変わり目の変化や体調が安定しないから、元気が出ないし、物忘れがひどいのと寝ている姿に歳を感じさせるようになった。
70歳以後は、個人差はあると思いますが、身体に毎年1つづつ重りを背負うように重く鈍くなると聞いた事もあり、たぶん私の10年とは違うのだと感じています。
時々、母と「二人で一人前ね」と話して笑うんですが、こんな私でも側に居て少しでも力になれる事が嬉しいと思う。
父が亡くなってから、揚羽蝶は父、紋黄蝶はロンだと私達家族はいつも思っています。
今朝も、お庭に揚羽蝶が気持ちよさそうに飛んでいました。
きっと、父が母の様子を見に来てくれたのかな?
これからも父が母を守ってくれるでしょう。
「その日」は誰にでも訪れてしまうけど、母との今の毎日に、母という人生の先輩の最後の授業で人生を教えて貰っているような気持ちになる。
竹内まりやさんの「人生の扉」の90代の歌詞
歳を重ねて弱っていくのは寂しく辛いし
人生には何も意味も無いよと言う人もいる
でもね、私は信じているのよ
それでも生かされている事は感慨深く、とても価値があるって