読書グラフィ 今日読んだ本

★苫米地英人 / 『オーセンティック・コーチング』


●限定合理性
ノーベル経済学賞を受賞した行動経済学者「ダニエル・カーネマン」
「我々の満足感は資産の量ではなく、資産の変化にある」と指摘しています。
人はお金に限らず、自分の資産が「増える」と嬉しくて「減る」と不快になる生き物だったのです。


●電気自動車にはリチウムイオン電池が必須ですから、電気自動車のCO2排出量を計算するときはリチウムイオン電池の製造時のCO2排出量も加算する必要があるのです。そこで電気自動車のCO2排出量を計算し直してみると、電気自動車のほうが遥かにCO2を排出していたことがわかりました。
 このように総合的にCO2排出量を計算すると、ガソリン車に比べて電気自動車のほうが環境に悪いのです。
 しかも、電気自動車は電気で走ります。ということは電力が常に必要になるわけで、それだけ電気使用量も増えます。


●「職業とは自分の機能を社会に提供するものであり、お金とは何の関係もない」と理解することで見えてくる世界があるのです。


●バランスホイール
私たちが設定するいくつかのゴールのことを言います。

バランスホイールの代表的なカテゴリーである「職業、健康、趣味、家族、生涯教育、ファイナンス、地域社会への貢献、世界への貢献」


●リベラルアーツ
アイビーリーグの伝統でハーバード、イェール、コロンビアといったアメリカのトップスクールが人格形成、人間形成のために教えている基礎学問と呼ばれるもので、歴史、数学、天文学、音楽など約7つの教科があります。


●重要度とは、何を見て、何を見ないか、あるいは、何を重要と判断して意識に上げ、何を重要とせずに意識下に落とすかを決めるための基準です。これを簡単に変えることができるということは、私たちの心理的盲点であるスコトーマも簡単に外せることを意味します。スコトーマが外れれば、現状の外側に行くのも容易ですから、現状の外側にゴールを設定することも難しくなくなります。実はこれが現状の外側にゴールを作る方法です。

スコトーマを外すこと自体はそれほど難しいことではありません。

しかし、です。ひとつ大きな問題があって、重要度が変わったきっかけはすべて、あなた以外から出てきた情報だということです。

「何が重要か、ではなく、誰に言われたのかが重要」「誰の言葉に耳を傾けるのか」

怖いのはある言葉に注意を向けると、そのほかの言葉の活性が抑えられてしまうことです。

これは諸刃の剣であり、例えば、あることを信じてしまうと、それ以外の情報を遮断してしまうことにもなりかねないわけです。


●エスティーム
「尊重する」「高く評価する」

コーチングではこれまで社会の中での地位のことを指していた。
地位が高まるにつれてエスティームも高まる。

新しいエスティーム
社会的な地位を誇るように、自分のゴールの高さを自ら評価し、誇る。
自分が持っているゴールを誇ることでエスティームを高め、エスティームを高めることでエフィカシーも自然に高めていく。


●自分のエフィカシーを上げるのは簡単。自分のことだから自分でできるはず。

大切なのはコレクティブ・エフィカシー(集団的エフィカシー)

高いエフィカシーを持つ仲間たちが集まる。互いのスコトーマを補完し合う。
さらに高いエフィカシーの世界へと到達する。


□人工知能の第一人者 ロジャー・シャンク『THE COGNITIVE COMPUTER』


□苫米地英人
『まずは親を超えなさい!』
『苫米地式コーチング』
『夢をかなえる PX2完全マスター』


#読書 #自己啓発