NHKの教育テレビが、“元”教育テレビになっていて、今は『Eテレ』ってチャンネル名になっていたのを私は知らなかった。
あぁ・・・そのEテレの某番組ご担当者との顔合わせ&プチプレゼンだったのに、この大きな抜かりっぷり。
場を用意してくださった方の面子も潰しちゃったかもしれない。
なので、どれだけこうゆうことに疎いかということを、他の例を出しまくる。
これが私なのだと言わんばかりの、無理矢理な攻防でその場をなんとか取り繕ったけれど、
「番組作りの幅を広げたいという意向でこうなりまして・・・、
 その説明が足りないということがよくわかりました、ありがとうございます。」
Eテレの某番組ご担当者のあまりにもスマート過ぎるひと言で、私は今度、盛大なる降伏宣言をする事態に。
開局55周年を迎えるNHK、そのDNAを受け継ぐ選ばれし人は余裕が違う。
土台、同じ土俵にはいないのだ、と自分に言い聞かせ、いつものように大いに食すことにした。
ここはサラダビュッフェがメニューの筆頭にくるランチ。
奇をてらうレシピなどは何もないのだけれど、生の野菜、グリルの野菜、トマトで煮てあったり、
ソテーしてあったり、三者三様で食べさせてくれる。
ちょっと箸休めのグラタン仕上げのペペロンチーノや、フルーツたっぷりのデザートもいい。
カラフルに食させるだけじゃなくて、それぞれスペックも上々なのだ。
そんなラインナップを見たら、ありのままでいいと勝手に開きおなるってもんだ。

エッセイスト料理家ROMAKOの『好きな人と好きなモノを好きな時に好きなだけ食べる』-サラダビュッフェ

この場を用意してくださった方が、Eテレのご担当者に私を紹介してくださる。
「ROMAKOさんは、私がここに何人もの方をお連れしてこのサラダビュッフェをご一緒しましたが、初めておかわりをされた方です。」
ありのままでいいと開き直っていたのは私だけじゃなかったらしい。
右に左に、上に下に西に東に話しを弾ませ、ちょっと難しい話しもおりまざったら、ランチタイムが終了しますとお店のスタッフに告げられていた。
時計の針は間もなく15:30を迎えようとしていて経つ時を感じたときに、見渡せば全員ビュッフェのおかわりをしていた。
「ROMAKOさんと一緒に食べると、楽しくて美味しくて自然におかわりしていました。」

ROMAKOは魔法使い。