後輩女子と、同じ方向の電車に乗った。
虫食いのようにぽつんぽつんと空く車内で、
4人掛けシートに対角に座る男女のシートへ腰を下ろそうとしたその時だった。
50代半ばとおぼしきサラリーマン風の男性がすっと席を立ち、
「どうぞ。」
と、譲ってくれた。
「ありがとうございます。」と言いながら、私は持っていた一万年の雫をお礼にと渡したくなった。

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そして、驚いていた。
この東京で、元気なアラフォー女子とアラサー女子に席を譲る日本人男子がいることを。
人生でほぼ初めてに近かったかもしれない。
素敵な経験をさせていただいて、ありがとう。

こんなやさしさを持つ男子といる女子はきっと幸せだ。

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