日曜日のお約束はヨガ。
朝、１本目にエアロビクスで汗を流し、ヘイヘイ声をあげ、右に左に前に後ろにステップ！ステップ！
その後、ハタヨガと呼ばれる癒しのヨガを60分。
そしていよいよ本番『HOT YOGA』
気温３８度。
湿度６５％。
カムランが流れるその薄暗い部屋は、アロマの香りが充満していて、黒檀色の床はインドの土の様。
インストラクターも引き締まった表情で、「ナマステ～」と迎えてくれる。
インストラクターの司（つかさ）センセーは、とてもちっちゃくて、
細くてまるでお人形のような風貌なのに、その声はとっても力強くボリューミー。
Ｔセンセーのたゆまないリズミカルなインストと、ポーズをとることだけに集中することで、自分の身体を感じる。
ものすごい勢いで珠のようになる汗と、それを追いかけるように飲まされる水。
1つのポーズが終わるたびに、完全なる呼吸を１～２度行い、気がつけばヨガをすることしか考えていない。
床はこんなに熱いのに、気温も熱いのに、湿度だって高いのに。
カムランの音楽の中に吸い込まれていくように、自分が寝ているのか、起きているのかわからない。
ただただ大地に寝そべって、もう肉体は消えてしまったように自分が音符になったり、
水滴になったり、浮遊したりしている感覚になる。
６０分のホットヨガ。
私は、最後のＴセンセーの言葉が聞きたくて、ヨガを続けている。
「会いたい人には必ず会えます。夢は必ず叶います。」
勇気と自信を与え続けてくれている司（つかさ）センセー。
この方に言われると、本当にそう思える。
終わった後は、達成感と他のトレーニングでは味わえない“恍惚感”に浸って、毎回改めてホットヨガの虜。
そして、うれしいサプライズが待っている。
翌日、サイズダウンした私の身体は、身につけるものを、すべてゆるいって感じさせてくれる。
こんなホットヨガ。
はまってしまって、デートもお断り。うふ。