イタリア好きのアラ還、七美伶奈です。


東京都美術館で開催されている「永遠の都 ローマ展」に行ってきました。


ローマの姉妹都市である東京で、カピトリーノ美術館のコレクションをまとめて紹介するのは、日本では初めて機会とのことです。



地下1階から2階に渡る展示室には、カピトリーノ美術館のコレクションを中心に、建国から古代の栄光、教皇たちの時代から近代まで、彫刻、絵画等で、ローマの歴史と芸術が紹介されています。


こちらが、「カンピドリオ広場の眺め」です。

もう20年以上前に、この広場には行ったことはありますが、美術館には入っていませんでした。



こちらが、今回初来日した 古代ヴィーナス像の傑作「カンピトリーノのヴィーナス」です。

古代ギリシアの偉大な彫刻家プラクシテラスの女神像(前4世紀)に基づく2世紀の作品で、ミロのヴィーナスや、メディチのヴィーナスに並ぶ古代ヴィーナスの傑作として知られています。


こちらは、イタリアではよく彫刻や絵画で見かける有名な「双子に乳を与える狼」です。

この双子は、ローマを建国したとされるロムルスとレムスです。生まれてすぐに川に流されたものの、牝狼の乳を飲んで生きながらえたと伝えられていて、ローマ神話では、ロムルスが紀元前753年にローマを築いたと言われています。


この彫刻を初めて見たのは、ローマのハスラーホテルのロビーで、当時フロントの方が説明してくださったのでとても印象に残りました。


こちらは、唯一写真撮影が許可された作品でした。





他にも、コンスタンティヌス帝の巨像や、トラヤヌス帝記念柱の1/30縮尺模型など、70点あまりの作品が展示されていますので、ご興味ある方はチェックしてみてください。