3日めは、イタロでフィレンツェへ移動。
イタロ(.italo)で、2時間ほどです。イタロは、2012に誕生したイタリア国鉄とは別に、超特急の長距離列車です。所謂、私鉄になるのかな。赤いスタリッシュボディがフェラーリを彷彿させるカッコよくて、車内も洗練されていて快適です。しかも、国鉄より料金は安く、日本からネット予約で手軽にチケットを購入出来るのも便利です。
フィレンツェのサンタマリアノッヴェラ駅に到着。
ミラノ中央駅に比べると、小さな駅です。
ミラノの中央駅との大きな違いが、この写真で一目瞭然ですよね?駅前広場の自転車置き場は雑然とした感じです。
何故か駅前広場に大きなイタリア国旗あって、とても印象的でした。
フィレンツェのホテルSam Giorgio and Olympic も駅から徒歩3分ととても近くて、スーツケースを転がしながら歩いてチェックイン。
家族経営の古くて小さなホテルで、今時珍しくルームキーがカードではなく、重たいキーホルダーが付いた鍵で、外出の度にフロント預けなくてはいけないシステムでした。
しかもここに写っているフロントのクラークはあまり感じが良くなくて、元ホテルマンとしては、失格点をつけたくなりました。
早速、ドゥーモ広場も歩いて5〜6分となんとアクセスに便利な立地。ホテルの周囲には中国系のミニスーパーや、ラーメンや小籠包が食べれる中華料理屋も沢山ありビックリ!
やはり、フィレンツェのドゥオーモは大きくて、迫力があります。28年前に初めて訪れた時は、クーポラの500段近い狭い階段を楽々登った事が懐かしい。
今回、フィレンツェを訪れるのは4回目なので、ドゥオーモやウフィツィ美術館等の中には入りませんでした。
こちらは、フィレンツェで最も古い洗礼堂の天国の扉です。
とにかく、フィレンツェはミラノより更に暑くて、日中歩いていると日差しが痛くて長く歩いていられません。
コモに行く時に出会ったおじ様お薦めのレストラン Vecchio Mercatoを探して、かなり遅めのランチ へ。
外にテラス席もありましたが、少しでも冷房が効いている店内を希望した所、既に3時を過ぎてランチタイムは終わっていましたが、快く店内に案内してくれました。石造りの落ち着いた雰囲気です。
ムール貝のワイン蒸し
ボンゴレビアンコ
海の幸のリゾット
牛肉のタリアータ
チョコレートソースのパンナコッタ
店内から見た外の風景
価格はリーズナブルで、とても美味しかったです。良いお店を教えてくれたおじ様に感謝です!
結局、フィレンツェではこちらのレストランに2日続けて通ってしまいました。店員さんも顔を覚えてくれて、最後の夜は、会計時にレモンチェロ(食後酒)をご馳走してくれました。
明日は、いよいよ今回メインのピサとサンジャミーノへ。