ちょっとボディワーク的な観点から、
またお話しさせてください。


(ちょっと精神的に調子の悪い人は読まないほうがいいかもです。
同調してしまうかもなので。。)



まー、簡単に言うと、

冬の曇天、仕事のお昼休憩、
少し外を歩く。

あのときは、表参道で働いてた。
団地のある静かな通りを歩く。

1、2年後は、もうムリだな。
望んでも生きられないだろう。


。。


何をどうしても、キツイ。
しんどさ、
周りの刺激が、きつい。

音が、光が、、目が痛い。

人と対面すると、首が締まる。
言葉が出てこない。

受け答えがうまくできず、思いが表現できない。
いっぱいいっぱいになってしまって、わけがわからない。

目が痛い、頭がボーっとする。あつい。

かえりみち、知り合いに会う。
うまく話せない、、。昔からの知り合い。
さよならして、、、電車に乗った。

何が何だかワケがわからない、思考が回る。
目を開けていられない、

人と会いにいく、、気持ちが悪い、吐く。

。。


これは、まだマシになった頃の記憶です。

たぶん、もっと大変な状態では
部屋から出られないでしょう。




こういう体の状態の時に考えること、
一方、安定と自由な体の状態で、考えること、
 

そのとき、周りで起こること。
違うことが想像できるでしょう。


あなたのせいではない。
ただ体がそうなのだ。


体が変わると、心も変わる。
あなたとあなたの関わる世界が変わる。


そのことが、想像できるでしょうか。
いまは、まだ無理でも。


数年後、想像もしていなかった、
望みではあったが、現実になるとは思わなかった世界。
そこにいることに気づくでしょう。


。。


数年後?それはいつ?
本当の変化とはゆっくり起こります。

ゆっくり?

少しずつ、
確実に、よくなっていく。
数年前を思い出した時、全然変わっている。
全然自由になっていることに気がつく。


そういった類の変化です。


。。


私がSEを受けていた頃にセラピストさんに言われたのは、

なんとも言えないが、あえて言うとしたら、
人生の10%の時間が経った頃、回復しているだろう、
それは、SEだけではなく、その後も人生の中で癒しのプロセスをたどることも含めて。

そんなことを聞いた記憶があります。
そして、それは、だいたい当たっていたと思います。


(しかし、その後も癒しのプロセスは続き、

SEを離れボディワーク、ロルフィングやバイオダイナミクスに関わるようになり

今でもどんどん変容して行っています。
まだまだ続き、
たぶん、一生続いていくのだと思います。
年を経るごとに、ラクに元気になっていく。それが、人間に備わる癒しの力です。

明らかに、確実に、癒しの力は、我々のうちに存在しています。)



癒しのプロセスとは、
急に何かのブロックが解消した時に起こるものではないです。
少しずつ、少しずつ、柔軟性が増し、耐性が増し、自由が増していく。

そういったものです。
急激な変化を強いるものは、その場は良くてもリバウンドします。



**



ちょっとだけ、私の癒しのプロセスについてお話ししましょうか。
SEやロルフィングに興味を持ってもらえるかもしれませんしね。






どこからどう話そうかな、、。


あんまりどよ〜んとした話を読むと
同調したり、神経系が活性化してしまったりでしんどくなるので
ちょっと周りをゆーっくりと見回してみましょうか、、。
目が行きたいところについていく、、部屋を全体的に、、気になるものを3つ探しましょう。

(ラクになったかな?)



そうね〜、、。

身動きできない時期、
どよ〜んとして1日ぼーっとうずくまっている時期があって、
そのときは、しんどく、絶望していて、
人との関わりや、世界の中で生きていくことはもう無理、だと思っていました。


そして、ロルフィングのトレーニングをきっかけに
SE(ソマティックエクスペリエンス)を紹介されました。

(そのロルフィングのトレーニングは、ブラジルで行われ、
講師はペドロ、ロルフィングのアドバンスの講師であり、SEの講師でもあります。
こないだ大分でSEのトレーニングの講師として来日してました。)

その頃、日本にはSEのセラピストさんは2人だけ。東京にはひとり。
2010年の終わりから2年半、SEを受けました。

SEを受け始めてから2年ほど経った頃、
外の世界に出始めました。

(それまでは、派遣で働いてはいるが、会話など人とのやりとりはムリ。
休日も外には出られず、部屋でうずくまっていた。
私の世界は、セラピストさんとセラピーを受けていた小さな部屋だけでした。)


外の世界に出始めたきっかけは、あるロルファーさんが主催していた
ボディワークの勉強会でした。少人数で4人でした。

(今ではそのメンバー全員がバイオダイナミクスを学んでいる、
内3人はクラスメートという奇遇!)


世の中に出始めた頃、その頃はやっぱりまだ身動きができず、
人と会いに行くと吐いたり、ぼーっとしていたりしてましたね。。
あるとき、その勉強会にいくと、「棒みたい」といわれたことがありますが、
今考えると、うまく表現できてると思います。
無表情で、うごかない。
凍りついている、爬虫類のように。

これが、トラウマの状態です。
ジツは、吐いたり、痛みがあるような状態はまだ少しマシなのです。



その勉強会で、軽く触れるだけのタッチで
体に変化を促すことができることを初めて知りました。

たぶん、わたしはこの軽く触れるだけ、という手技がなければ、
ロルファーとして活動していなかったと思います。

(どうしても、強圧で体を変えていく、という手技に抵抗があったのです。
一方、軽く触れるだけで、受け手の体が自ら変容していくこと、何も強いない、、私にはそれでした。)



。。あれ?話が長くなってきた、、。
簡潔にしますね。もうすぐ終わりにしますので。。




この軽いタッチが、
自己調整というキーワードを私のロルフィングにもたらせました。
体には、もともと回復するための力が備わっている。


しかし、
この手技は「モティリティ」と言われる手技でしたが、
わたしには少しピンときたものではなく、、



さらに軽いタッチと、間合い、を用いたイールドワークに出会います。
これはロルファーさんが生み出した手技で、
軽いタッチと、施術者がどのような在り方でその場にいるのか、で受け手の体に変化を促します。

(どの角度で、どんな思考で体を見るのか、で受け手の体の反応はかわってきます。)

より直感的で、場の空気を読み取るようなセッションです。
その時には、これが私にはしっくりきて、ロルフィングをこの手技で始めるようになりました。


。。


これらの手技を学び始める、、つまり、それは、
自分がそのワークを受ける、ということでもあります。
(勉強会では交換セッションもしますので。)
新しい癒しのプロセスが始まっていました。



**



SE→モティリティ→イールドワーク、とワークを経てきました。
そこで、個人的に思うことを述べさせてください。




SEは
「棒のような」身動きできない凍りついた状態からの
回復の1stステップでした。
神経系を扱います。体の中の神経系に特化したワークです。
神経系の自己調整の能力を回復させる。
そして、その特徴は「少しずつ少しずつ」、です。
特に”棒のような”凍りついたトラウマ状態では、
受け手のシステムには刺激を受け取る許容範囲がとても少ない。
ですので、少しずつ少しずつ、、少しであればあるほど、効果が大きい。



イールドワークによるロルフィングは、
軽く触れるだけで、受け手の体の自己調整を促します。
ボディワークでは、神経系だけではなく「体の全体」を扱っています。
(SEでは許容範囲に気をつけて、少しずつが鉄則でした、
もちろん、ボディワークでも許容範囲に注意してどこまでインプットしていいのかの判断は大切です。
しかし、そのインプットをできるだけの許容範囲のサポートは、ボディワークの方が作りやすいと思います)
私の体感では、イールドワークによるロルフィングの方が、
体の変化は、安定して、しかも早く、
根本から変容が起こっていたと思います。



SEとロルフィングどちらがいいのか?


それぞれに特徴があると思います。
まだ”棒のような”トラウマを多く抱え、身動きがほとんどできなかった時代には、SEが良かったと思います。
仮にその時代に、まずイールドワークを受けていたとしたら、
受け手としての体に許容範囲がなさすぎて、ワークをうけることは無理だったと思います。


体に触れられることができるようになれば、
ボディワークの方がすぐれている点は多いと思います。
神経系を含めて体の全体を扱いますので、
より変容は深く、回復していく。。


一方、ボディワークでは扱わない、
会話による、ああ、そうなのか、という身体感覚を伴った納得、
認識の転換、
というのは、SEなどの身体感覚を使ったセラピーの方が
扱うのに適しているのかも、と最近思うようになりました。


そういった「ああ、そうなのか」というのは
一般的なボディワークではなかなかないようですが、
ロルフィングの10シリーズというある一定の期間で区切られたプロセスでは、
よく起こります。


それは、私が何かを教えたり気づかせたりするということではなく、
クライアント様が自ら気づいていかれます。
(おお、勝手に変わっていくわ〜とプロセスを見せていただいています。。)
それをロルファーは専門的な知識を使って会話でやりとりすることはありません。


。。


。。話が長いな、いつものことだが。
それでは、そろそろシメに入りましょうか。



**



そして、今、私がもっとも癒しということについて、
真実を扱っている、と思っているワークが、バイオダイナミクスです。


※バイオダイナミクスとはクラニオセイクラルバイオダイナミクスではありません。
オステオパシーのバイオダイナミクスです。その学びは9年間に及び、私はその途上にいます。


この世界観とワークはやっぱりすごくて、
この世界の認識を、現実とともに
その学びの中で変えられています。



まじか〜、という不思議なことが施術では起こります。
私はそれをロルフィングのワークの中で実践しています。




それは、わたしが生きていく、ということに
だから、生きられる、という、、この世界を見せてもらっています。





このことについては、(もう大分話が長いので、、)また別の機会に書きましょう。