0514年 - ホルミスダスが第52代ローマ教皇に即位。
1402年 - アンカラの戦い。アンカラ(現在のトルコ共和国の首都)近郊で、バヤズィト1世率いるオスマン朝(オスマン帝国[現在のトルコ共和国の前身])軍とティムール率いるティムール朝(中央アジアに勃興したモンゴル帝国の継承政権の1つ)軍が戦い、ティムール朝軍が大勝する。バヤズィト1世は捕虜となり、翌年に捕虜のまま病死する。
1651年 - 井伊直孝、酒井忠勝、松平信綱、阿部忠秋、松平乗寿らが大奥(江戸城に存在した将軍家の子女や正室、奥女中[御殿女中]達の居所)を巡察して、不用の建物を悉く取壊させる。
1656年 - 北方戦争: ワルシャワの戦いが終結。
1793年 - スコットランドの探検家、アレグザンダー・マッケンジーが太平洋に到達し、初めてカナダを横断した欧米人となる。
1810年 - 南アメリカ北西部のサンタフェ・デ・ボゴタ(現在のコロンビアの首都ボゴタ)とヌエバ・グラナダ(ボゴタ等にあったスペインの植民地)が、スペインからの独立を宣言(コロンビアの独立記念日)。
1846年 - アメリカの東インド艦隊司令長官ジェームズ・ビドルが、戦列艦(17世紀から19世紀にかけて、ヨーロッパ諸国で使用された、単縦陣の戦列を作り、砲撃戦を行なうことを主目的とした軍艦)『コロンバス』と戦闘スループ(戦闘用の帆船)『ヴィンセンス』を率い、江戸湾(近世、概ね江戸後期の東京湾を指す明治時代以降の造語)の入り口に位置することから、湾に出入りする船が必ず寄港する要衝となっていた浦賀(現在の神奈川県横須賀市東部に所在)に来航し、通商を要求する。オランダ以外との通商を行なわない、との幕府からの回答を受けたジェームズ・ビドルは、「辛抱強く、敵愾心や米国への不信感を煽ること無く」交渉することが求められていたため、それ以上の交渉を中止する。7年後、東インド艦隊司令長官に任命されたマシュー・ペリーは、日本の開国に成功するが、この際にマシュー・ペリーは、ジェームズ・ビドルの失敗を研究し、砲艦外交によって日本を開国させている。
1864年 - 南北戦争: ピーチツリークリークの戦い。
1866年 - 普墺戦争: リッサ海戦。
1876年 - 第122代天皇、明治天皇が、灯台監視船に乗っての東北地方巡幸を終え、横浜港に帰着する(海の記念日、海の日の由来)。
1894年 - 総武鉄道(現在の東日本旅客鉄道[JR東日本]総武本線の一部)市川駅 - 佐倉駅間が開業。市川駅、船橋駅、千葉駅、佐倉駅が開業し、千葉県内初の鉄道となる。
1906年 - 日本初の専用線電話サービスが、日本銀行と横浜正金銀行(後の東京銀行で、現在の三菱UFJ銀行の前身の1つ)本店間で開始される。
1906年 - ロシア帝国海軍の一等巡洋艦『パーミャチ・アゾーヴァ』で、水兵らによる叛乱が発生(現地で使用していたユリウス暦)。ロシア帝国海軍のバルト海に展開するバルト艦隊で、初めての叛乱事件となる。
1907年 - 福岡県中央の内陸部、筑豊地方にある福岡県田川郡糸田村(現在の福岡県田川郡糸田町)に所在する豊国炭鉱(1960年に閉山)で爆発事故が発生。死者365名を出す明治期最悪の炭鉱事故となる。
1912年 - 宮内省(現在の宮内庁[内閣府に置かれる、独自の位置付けの機関]の前身)が、尿毒症(腎機能の低下により起こる臓器、組織、さらには細胞機能の障害と、体液異常により起こる症候群の総称)で第122代天皇、明治天皇が重体と官報(国としての作用に関わる事柄の広報、及び公告をその使命とする政府の機関紙)で発表。東京株式市場が大暴落する。
1924年 - フランスの首都パリで、世界チェス選手権(チェスにおける世界最高プレーヤーを決めるトーナメント)の開催や、チェス規則の制定等を行なうチェスの国際組織、国際チェス連盟が発足する。
1925年 - 社団法人東京放送局(現在の日本放送協会[NHK])が、初の語学講座「基礎英語講座」を放送開始。
1927年 - 東南ヨーロッパに位置する現在のルーマニアの前身となる国、ルーマニア王国の国王フェルディナンド1世が死去。孫で5歳のミハイ1世が即位する。
1933年 - ナチス・ドイツ(国家社会主義ドイツ労働者党[ナチ党]政権下のドイツ国)のフランツ・フォン・パーペン副首相とローマ教皇庁のパチェッリ枢機卿(後のローマ教皇ピウス12世)との間で、ライヒスコンコルダート(政教条約)が締結される。このライヒスコンコルダート(政教条約)によって、ドイツ国内に於けるカトリック教会の存在が認められ、聖職者の人事も、教会の同意無しには動かせないと定められる。ナチス・ドイツはこの条約締結を、バチカンがナチズム(国家社会主義ドイツ労働者党[ナチ党]を代表するイデオロギー[観念])を承認したとして、大いに宣伝材料としたが、条約締結にも係わらず、ナチス・ドイツはカトリックへの圧迫を継続している。
1936年 - トルコ・ソビエト連邦・ルーマニア・ブルガリア・イギリス・フランス・ギリシア・ユーゴスラビア・日本の9ヶ国が、トルコ領内のボスポラス海峡・マルマラ海・ダーダネルス海峡の通航制度を定めたモントルー条約に調印。
1940年 - 北ヨーロッパに位置するデンマークが国際連盟を離脱する。
1944年 - 第二次世界大戦: 7月20日事件。ドイツ陸軍大佐クラウス・フォン・シュタウフェンベルクを首謀者とするドイツ国指導者兼首相(総統)アドルフ・ヒトラー暗殺未遂事件が起こる。第二次世界大戦の戦況が悪化する中、一日も早くアドルフ・ヒトラーを暗殺してクーデタを起こし、米英と講和してソビエト連邦から守ってもらうしか、ドイツが助かる道はないと考えたクラウス・フォン・シュタウフェンベルクは、進行していたアドルフ・ヒトラー暗殺計画に加担し、後にアドルフ・ヒトラー暗殺計画の中心人物となる。東部戦線のドイツ国防軍の作戦行動を指導するため、アドルフ・ヒトラーが設けた指揮所ヴォルフスシャンツェ(通称は「狼の巣」で、現在の中央ヨーロッパに位置するポーランド北部に所在)において、アドルフ・ヒトラーを時限爆弾によって暗殺する計画を実行したが、アドルフ・ヒトラーは軽傷を負うに留まる。
1945年 - 第二次世界大戦・日本への原子爆弾投下: アメリカ軍が模擬爆弾「パンプキン(パンプキン爆弾)」による原子爆弾投下訓練を開始。
1947年 - 沖縄人民党結成。沖縄人民党は、アメリカ合衆国による沖縄統治時代に存在した沖縄県独自の地域政党である。沖縄本土復帰運動では、重要な役割を果たすが、1973年に日本共産党に合流し、日本共産党沖縄県委員会となる。
1948年 - 「国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)」が公布・施行され、9つの国民の祝日が誕生する。
1951年 - 中東、イスラエル東部にあるエルサレムを訪問中のヨルダン国王アブドゥッラー1世が、パレスチナ人(パレスチナ地方[西アジア・中東に位置する、地中海東岸の歴史的シリア南部の地域的名称]に居住するアラブ人[主にアラビア半島や西アジア、北アフリカ等のアラブ諸国に居住し、アラビア語を話し、アラブ文化を受容している人々]を、独立した民族として捉えた場合の呼称)に暗殺される。
1951年 - 警視庁町田警察署に、旧在日本朝鮮人連盟メンバー約150名が乱入し、警察官7名が負傷する。
1953年 - 国際連合経済社会理事会(ECOSOC)が、国際連合国際児童緊急基金(UNICEF)を恒久の組織(国際連合児童基金[ユニセフ、UNICEF])とすることを決定。
1954年 - ヨーン事件。西ドイツ(ドイツ連邦共和国)連邦憲法擁護庁(BfV)長官オットー・ヨーンが、西ベルリン(アメリカ・イギリス・フランスが占領したドイツ東部の都市、ベルリン西部の地域)から失踪。23日、ラジオで東ドイツ(ドイツ民主共和国)への亡命を表明する。
1955年 - 内閣総理大臣自らが分担管理する事務、及び各行政機関の総合調整にかかる事務を所掌した総理府の外局(特殊な事務、独立性の強い事務を行なうための組織)で独任制の庁、経済審議庁を改組して、経済企画庁(総理府の外局の1つで、現在の内閣府の前身の1つとなる)が発足する。
1964年 - 海外において「トップレス(女性が上半身裸の状態)流行の兆しがある」と知られたことから、トップレスの水着が、「軽犯罪法(昭和23年5月1日法律第39号)」に反する旨を警察庁(日本の警察の頂点にあり、現在は内閣府の外局[特殊な事務、独立性の強い事務を行なうための組織で、合議制の委員会]、国家公安委員会に設置される「特別の機関」)が通達。