6月17日 できごと その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1971年 - 「琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定(沖縄返還協定)」に調印。この調印は、衛星中継により、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.と沖縄で同時に行なわれる。
1971年 - 明治公園爆弾事件。「沖縄返還協定」調印に反対する集会が開催されていた明治公園(東京都新宿区霞ヶ丘町、及び、東京都渋谷区千駄ヶ谷に所在する都立公園)で、赤軍派(共産主義者同盟赤軍派の略称で、日本の新左翼党派の1つ)が暴徒化し、警視庁機動隊に鉄パイプ爆弾を投付ける。その鉄パイプ爆弾が爆発し、37名の機動隊員が重軽傷を負う。
1972年 - ウォーターゲート事件が発覚。ウォーターゲート事件とは、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.のウォーターゲート・ビルにある民主党全国委員会本部に盗聴装置が仕掛けられようとしたことに端を発し、第37代アメリカ合衆国大統領リチャード・ニクソンの辞任にまで発展した事件である。 
1973年 - 1973年根室半島沖地震。発生間隔約70年程度で、過去数回発生している根室半島沖地震は、海溝型地震(海溝沿いのプレート間地震)で、この日、北海道東南部の根室半島南東沖を震源とするマグニチュード(M)7.4の地震が発生し、北海道釧路市と北海道根室市で震度5(強震)を観測した他、北海道から北陸地方にかけて揺れを感じる。この地震の後も、釧路沖から根室半島南東沖にかけてを震源とする、マグニチュード(M)6からマグニチュード(M)7級の余震が相次ぐ。地震発生から約10分後に、気象庁は北海道から東北地方にかけての太平洋沿岸に津波警報を発表し、根室市花咲港では2.81mの津波を観測した他、北海道から東北地方の太平洋沿岸でも、1m前後の津波が観測される。被害は根室地方に集中し、負傷者26名、損壊・浸水家屋は270棟以上に上る。
1981年 - 深川通り魔殺人事件。東京都江東区で、覚醒剤を常用した男が主婦や幼児ら4名を殺害する。
1982年 - バチカン市国(イタリアの首都ローマの北西部に位置する都市国家で、国土面積は世界最小)に置かれる、ローマ教皇の下に全世界のカトリック教会を統率する組織、ローマ教皇庁の資金調達と管理を行なう銀行であった、アンブロシアーノ銀行の頭取であったことから、「教皇の銀行家」と呼ばれたイタリアの銀行家、ロベルト・カルヴィの首吊り死体が、イギリスの首都ロンドンで発見される。組織犯罪集団であるマフィア絡みのマネーロンダリング(犯罪によって得られた収益金の出所等を隠蔽して、あたかも正当な手段で得た資金と見せ掛けることで、一般市場で使っても身元がばれないようにする行為で、資金洗浄とも呼ばれる)と不正融資を率先して行なったが、アンブロシアーノ銀行を経由した不明朗な資金の流れは、イタリア政府関係者や、イタリアを始めとする各国のマスコミの疑念を呼ぶこととなり、ロベルト・カルヴィは、偽造パスポートを使い、イタリア国外に逃亡したが、その後国際手配され、各国の当局やマスコミから身柄を追われる。ロベルト・カルヴィの死体が発見された当時は、単なる自殺であるということで片付けられたものの、スコットランド・ヤード(ロンドン市警)が再捜査を開始し、最終的には、1992年に他殺と判断されている。
1985年 - 柔道ロサンゼルスオリンピック(第23回オリンピック競技大会)金メダリストの山下泰裕が、28歳という若さで引退を決断する。
1987年 - アメリカ東海岸の塩性湿地に生息するスズメ目の小さな鳥、ハマヒメドリの亜種である「Dusky Seaside Sparrow」の最後の個体が死亡して絶滅する。
1991年 - 南アフリカ共和国議会で、人口登録法廃止法案が可決され、アパルトヘイトが終結する。アパルトヘイトとは、特に、アフリカ大陸最南端に位置する南アフリカ共和国における、白人と非白人(黒人、インド、パキスタン、マレーシア等からのアジア系住民や、カラードと呼ばれる混血民)の諸関係を規定する人種隔離政策である。
1994年 - O・J・シンプソン事件: 元プロフットボール選手O・J・シンプソンが2時間のカーチェイスの末、元妻の殺害容疑で逮捕される。
1997年 - 臓器移植医療や臓器売買に関する法律、「臓器の移植に関する法律(臓器移植法、平成9年7月16日法律第104号)」が成立する。衆議院で無修正の上可決された法案が、参議院で大幅修正の上、もう一度衆議院で同意が与えられ成立する、という異例の展開となる。1997年7月16日に公布され、1997年10月16日に施行されている。
2008年 - 東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人、宮崎勤死刑囚の死刑が執行される。
2015年 - 「公職選挙法(昭和25年4月15日法律第100号)」改正案が可決成立し、選挙権年齢が20歳以上から18歳以上へと引下げられる(「公職選挙法等の一部を改正する法律
[平成27年6月19日法律第43号]」)。翌2016年6月19日施行。
2017年 - 西日本旅客鉄道(JR西日本)の超豪華周遊型臨時寝台列車(クルーズトレイン)『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』が運行を開始する。1989年7月21日から約26年間に亘って運行され、2015年3月12日(始発駅基準)をもって運行を終了した臨時寝台特急『トワイライトエクスプレス』(JR分割民営化後としては、日本一の営業キロ[運賃を計算する際に使用する距離の単位]での長距離旅客列車であった、大阪駅 - 札幌駅間で運行されていた臨時寝台特別急行列車)の名称を受継ぐ形で、2017年6月17日に営業運転を開始した『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』は、京阪神地区から山陰、山陽エリアで運行され、運行中に沿線での立寄り観光を実施する。列車名の「瑞風」とは、「みずみずしい風」のことで、「吉兆をあらわすめでたい風」という意味を併せもつ。また、稲穂が豊かに実る日本の美称として「瑞穂の国」というものがあり、そこに新しい「トワイライトエクスプレス」という風が幸せを運んでくる、という情景をイメージしている。車両のデザインは、「美しい日本をホテルが走る」がコンセプトとなっている。これは、西日本旅客鉄道(JR西日本)の車両に共通するコンセプトである「安全で、明るく、広く、静かで、快適」を追求し、洗練された上品さと心休まる懐かしさを感じる「上品さの中の懐かしさ」「ノスタルジック・モダン」としている。モダンデザインの美の基準として単純化された形・色・素材・光・運動を統合した美に、装飾的な5本の流線を繋いだ構成となっている。また、機能を可視化するというアプローチから、視野を比較的に広く確保し易い高運転台を採用し、空気の流れを考慮した展望デッキを設けることで、新しい印象でありながら、懐かしい雰囲気も感じられる外観としている。車内のインテリアデザインは、20世紀前半に流行した、直線的・機械的でコンパスで描いたような同心円等のデザイン様式である「アール・デコ」様式を採用している。床や壁、天井等の内装全般や、車内の案内表記のサイン・家具・備品類・アートまで行き届かせ、職人の手仕事により作られた西日本地区の伝統工芸品である、彫刻によるスイッチプレート・釘隠・陶芸・カットガラス・ハンガー彫刻等が取入れられ、これにより、車内のデザインに彩りが生まれ、落ち着きある空間を創造している。編成は10両編成で、寝台車6両、ダイニングカー1両、ラウンジカー1両、展望スペース付き先頭車2両により構成される。客室は、1両当たり1室と3室の2クラスがある。定員は30名程度を予定していたが、最終的には、定員34名のツアー募集となっている。 
2018年 - ワークスチーム(マシンを製造しているメーカーが、直接チームを運営してレースに参戦する形態)で参戦したトヨタが、ル・マン24時間レース(フランス北西部の都市ル・マンで開催される、24時間でのサーキット周回数を競う自動車耐久レースの最高峰とされるレース)で優勝し、日本車としては、1991年のマツダ以来、27年振りの制覇となる。1987年に初参戦したトヨタは、TS050 HYBRID 8号車の中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ組が悲願の初優勝を飾り、2位にもTS050 HYBRID 7号車の小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス組が入る。8号車と7号車は、最前列スタートから一度もトップ2を譲らないレース運びで、ル・マン24時間レース完全制覇を果たしており、日本人が運転する日本車が優勝したことは、史上初の快挙となっている。
2021年 - 中華人民共和国の南部に所在する香港の警察が、「香港国家安全維持法(国安法)」に違反したとして、日刊新聞「蘋果日報(アップルデイリー)」の編集局長と幹部4名を逮捕する。