1月19日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1983年 - 初のGUI(情報の提示に画像や図形を多用し、基礎的な操作の大半を、画面上の位置の指示により行なうことができる手法)環境を持ったパーソナルコンピュータ(パソコン)『Lisa』が、アメリカ合衆国に本社を置くコンピューター・ソフトウェア会社、アップル社から発売される。 
1984年 - 九州から関東の太平洋側各地で、15年振りの大雪となる。日本海側でも、最深積雪が上越市高田(新潟県)で2m39cm、鳥取市で95cmに達したが、このシーズンは、南岸低気圧の影響で太平洋側でも大雪になったことが特徴で、東京都心のこの冬シーズンの降雪日数は29日に達し、これは、現在に至るまで観測史上最多である。また、最深積雪は東京都心で22cm(1月19日)、横浜市で27cm(2月18日)を記録している。 
1991年 - 登山家の田部井淳子が、南極大陸最高峰ヴィンソン・マシフ(標高4,892m)登頂に成功し、女性で初めて世界六大陸の最高峰を征服。世界最高峰のエベレスト(標高8,848m)に女性で世界初の登頂に成功した田部井淳子は、翌1992年、ロシア連邦に所在するヨーロッパの最高峰、エルブルス山(標高5,642m)に登頂し、女性で世界初の七大陸最高峰登頂者となっている。
1993年 - 中央ヨーロッパにあるチェコとスロバキアが国際連合に加盟。 
1993年 - 皇室会議(皇室に関する重要な事項を合議する国の機関)で、皇太子徳仁親王(当時、現在の第126代天皇、天皇徳仁)と、外務省職員であった小和田雅子の婚約を正式決定。 
1995年 - 第一次チェチェン紛争: ロシアがチェチェン共和国の首都グロズヌイの大統領府を占拠する。 
1997年 - ラリードライバーの篠塚建次郎が、「世界一過酷なモータースポーツ競技」と言われるラリーレイド(砂漠やジャングル、山岳地帯等の道路が整備されていないような環境を走破する、耐久レース的側面が強いモータースポーツ)『第19回ダカール・ラリー‎』の四輪部門で、日本人初の総合優勝を達成する。
1999年 - 奈良県高市郡明日香村で、683年頃に日本で作られたと推定される銭貨、富本銭が発掘される。富本銭には、日本最古の貨幣である、との可能性も指摘されるが、広く貨幣として流通していたと断定し得る証拠は、未だに見付かっていない。宗教的な目的の厭勝銭(銭を模った護符[お守り]の一種で、災いを避け好運を願うため所持するものであり、貨幣として流通されるものではない)として造られた可能性も残されている。 
2006年 - アメリカ航空宇宙局(NASA)が、史上初の冥王星(太陽系外縁天体内のサブグループ[冥王星型天体]の代表例とされる、準惑星に区分される天体)無人探査機「ニュー・ホライズンズ」を打上げる。なお、「ニュー・ホライズンズ」の打上げ時点では、冥王星は太陽系の第九惑星とされていたが、2006年8月に開かれた国際天文学連合(IAU)総会で、それまで明確でなかった惑星の定義を定めると共に、「dwarf planet(準惑星)」という分類を新設することが採択され、この結果、冥王星は、小惑星帯(太陽系の中で第四惑星、火星と第五惑星、木星の間にある小惑星の軌道が集中している領域で、アステロイドベルトとも呼ばれる)に位置する最大の天体であり、小惑星として初めて発見された天体のケレス、仮符号(太陽系内で新たに発見された天体について、発見直後に命名される暫定的な呼称で、新天体の信頼できる軌道が計算されると、仮符号に代わって正式な登録番号が与えられ、命名される)が、2003 UB313の天体(分類と同時にエリスと命名されており、冥王星と同じくらいの大きさと考えられている)等と共に、準惑星に分類される。「ニュー・ホライズンズ」本体の質量は465kg(推進剤77kg含む)で、本体を軽量にして、生じた余裕は速度の向上に充てられている。発射後約9時間で月軌道(地球から約38万km)を通過し、約13ヶ月後に、太陽系第五惑星、木星をスイングバイ(天体の万有引力を利用して宇宙機の運動方向を変更する技術)する。月軌道、及び木星までの所要期間は史上最短である。太陽から遠く、太陽電池を使えないため、原子力電池を搭載している。ミッション用機器の他に、星条旗、公募した43万名の名前が記録されたCD-ROM、史上初の民間宇宙船スペースシップワンの機体の一部であったカーボンファイバー(炭素繊維とも呼ばれる、殆ど炭素だけからできている繊維で、金属に比べて強度・弾性が大きく、耐熱性・耐薬品性に富み、軽量なため、航空機・自動車部品等の材料にする)の破片、冥王星を発見したアメリカの天文学者、クライド・トンボーの遺灰が搭載されている。なお、遺灰の搭載については打上げ後に公表される。また、2014年には、人類からエイリアンへ向けたデジタル・メッセージを公募して、全ての任務完了後の「ニュー・ホライズンズ」に送信する計画である「New Horizons Message Initiative」が結成される。打上げ直後の対地球速度は毎時約3万6千マイル(毎秒約16km)を越え、歴代の探査機の中で最高速度である。これに伴ない、切離したロケットの下段も高速に達し、第2段のセントール(液体水素と液体酸素を燃料に使う最初の実用ロケット)は小惑星帯に遠日点を持つ人工惑星となり、最終段である第3段の固体燃料ロケット、スター48ロケットモーターは、探査機を分離した後は徐々に離れつつも、やはり冥王星軌道の外側へ飛んで行く。冥王星軌道を通過後の「ニュー・ホライズンズ」により、さらにエッジワース・カイパーベルト(太陽系の太陽系第八惑星、海王星軌道より外側の黄道面[太陽に対する公転軌道面]付近にある、天体が密集した、穴の空いた円盤状の領域)内の別の太陽系外縁天体を探査することが計画されている。2019年1月にエッジワース・カイパーベルト内の太陽系外縁天体2014 MU69をフライバイして観測を行ない、その後は新たな観測対象を検討中で、最終的には太陽系から離脱する。
2008年 - 京都市内で初の都市高速道路となる阪神高速8号京都線が、上鳥羽出入口 - 第二京阪道路接続部間で開通。5つの路線が計画されている地域高規格道路(高速自動車国道[高速道路]を中心に、一般国道の自動車専用道路と本州四国連絡道路を加えた、全国的な自動車交通網を形成する自動車専用道路であり、自動車が高速、かつ安全に走行できるような構造となっている道路、高規格幹線道路網と一体となって高速交通体系の役割を果たし、地域構造を強化する規格の高い道路)の計画路線「京都高速道路」に指定されている。阪神高速8号京都線の開通によって、国道1号が南北に走る京阪国道の京都市南区・伏見区周辺での渋滞解消・低減が確認されている 
2010年 - 経営不振と債務超過を理由に、定期航空運送事業を中心とする企業グループの経営の統括を目的に設立された持株会社、日本航空とその子会社2社が「会社更生法(平成14年12月13日法律第154号)」の適用を申請し破産。第二次世界大戦後最大の経営破綻となる。有用な経営資源を有しながら過大な債務を負っている中堅・中小企業、その他の事業者の事業再生を支援する官民ファンド、企業再生支援機構(現在の地域経済活性化支援機構の前身)が支援した現在の日本航空株式会社は、2月1日付けで新たな会社としてスタートした後、2011年3月28日には会社が更生終了して、民間企業に復帰している。  
2018年 - 1990年代に絶大なブームを起こした、ミュージシャン・作曲家・音楽プロデューサー、小室哲哉が引退を表明する。
2022年 - 在京キー局の1つ。テレビ東京の子ども向け生放送番組『おはスタ』が、「子ども向け生放送テレビ番組の最多エピソード数」でギネス世界記録(イギリスの出版社、ギネスワールドレコーズが、地球上のあらゆる世界一を探求し、認定・登録してきた記録集)に認定される。1997年10月1日に放送が開始された『おはスタ』は、2021年10月時点で放送25年目に突入し、テレビ東京の平日朝のニュース・情報番組の最長記録を更新し続けている。