1月16日 できごと その4 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1960年 - 安保闘争: 「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(新安保、昭和35年条約第6号)」調印全権団がアメリカ合衆国へ出発。その際、東京国際空港(羽田空港)で、全日本学生自治会総連合(全学連、学生自治会の連合組織)と警官隊が衝突する。 
1962年 - 建設省(現在の国土交通省の前身の1つ)が、全国の主要国道にガードレール(車両の逸脱の防止等を目的として設けられる車両用防護柵の一種)設置を決定。ガードレール等の道路用防護柵の設置の主目的は、進行方向を誤認した車両の路外逸脱防止、車両乗員の傷害や車両の破損の最小化、逸脱車両による第三者への人的・物的被害の防止、車両の進行方向復元である。一般的には、道路に埋込まれた支柱にビーム(波型の鋼板)が取付けられた構造をしている。交差点や、横断歩道等での切れ目には、波板ではなく、歩道側に丸く反った袖レール(袖ビームともいう)が取付けられる。高さは場所によるが、約80cm前後が一般的である。日本でガードレールは、1958年に神奈川県箱根町宮ノ下交差点付近に初めて設置されている。白色の防護柵は、視線誘導効果が高いが、白色では周辺環境から浮立ち、錆や汚れが目立つといった欠点もある。2004年以前に設置されたガードレールの標準色は白であるが、高速道路や国道等では、灰色のものや銀色(亜鉛メッキを施しただけのもの)がある。現在は、良好な景観形成に配慮した、適切な色彩を基本としている。  
1968年 - 佐世保エンタープライズ寄港阻止闘争: 国鉄(日本国有鉄道、現在の九州旅客鉄道[JR九州])博多駅構内で、アメリカ海軍の原子力空母『エンタープライズ』寄港阻止の全学連学生と警官隊が衝突(博多駅事件)。後に、福岡地方裁判所がこの事件を撮影したテレビフィルムの提出を各テレビ局に命じ、報道の自由を巡って裁判となる(博多駅テレビフィルム提出命令事件)。 
1969年 - ソビエト連邦の宇宙船ソユーズ4号とソユーズ5号が、初の有人宇宙船同士のドッキングに成功する。 
1969年 - チェコスロバキア(中央ヨーロッパに位置する、現在のチェコ、及びスロバキアにより構成されていた国)の大学生ヤン・パラフが、チェコスロバキアの首都プラハにあるヴァーツラフ広場で、ソビエト連邦を中心とするワルシャワ条約機構軍の侵攻による「プラハの春(チェコスロヴァキアの変革運動)」圧殺に抗議し、焼身自殺を図る。ヤン・パラフは3日後に死去する。 
1969年 - アメリカ合衆国初の実用高速列車、「メトロライナー」が営業運転を開始する。アメリカ合衆国北東部を営業範囲としていたペン・セントラル鉄道により運行を開始した「メトロライナー」は、ワシントンとニューヨークとの間で運行され、運行距離約362kmを約2.5時間から約3.4時間で結ぶ。「メトロライナー」に使用されたメトロライナー用高速電車は、最高速度 時速190kmで走行したが、高速運転による主電動機の故障が多発し、1982年に、電気機関車牽引の客車列車に変更される。なお、1971年には、列車の運行がアムトラック(1971年に発足した、全米を結んでいる鉄道旅客輸送を運営する公共企業体、全米鉄道旅客公社)に継承されている。 
1979年 - イラン革命: イラン皇帝(シャー)モハンマド・レザー・パフラヴィーが、北アフリカに位置するエジプトに亡命する。 
1980年 - 元ビートルズのミュージシャン・シンガーソングライター、ポール・マッカートニーが来日時、成田空港で大麻所持により逮捕される。
1986年 - インターネットで利用される技術の標準化を策定する組織、Internet Engineering Task Force(IETF)が設立される。 
1987年 - 学生デモ等の政治的責任を取って、胡耀邦が中国共産党中央委員会総書記を辞任。 
1994年 - 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)チャンピオンシップ(年間王者決定戦)で、ヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ1969)が鹿島アントラーズに勝利し、Jリーグ初代年間チャンピオンとなる。 
2003年 - アメリカ航空宇宙局(NASA)のミッション、STS-107によりスペースシャトル(再使用をコンセプトに含んだ有人宇宙船)『コロンビア』が打上げられる。28回目の飛行となった『コロンビア』は、2月1日の帰還時に空中分解事故を起こす。 
2006年 - ライブドア・ショック: 東京地方検察庁特捜部が「証券取引法を改正する法律(昭和23年4月13日法律第25号)」違反容疑で、東京都港区六本木にある超高層ビル、六本木ヒルズ森タワーのライブドア本社等を強制捜査。なお、「証券取引法を改正する法律(昭和23年4月13日法律第25号)」は「証券取引法(昭和22年3月28日法律第22号)」を全部改正する形で制定され、一般にはこれが「証券取引法」と見られる。「証券取引法等の一部を改正する法律(平成18年6月14日号外法律第65号)」により、名称が「金融商品取引法」に改題される。  
2006年 - エレン・ジョンソン・サーリーフが、西アフリカに位置するリベリアの大統領に就任。エレン・ジョンソン・サーリーフは、選挙で選出されたアフリカ初の女性大統領であり、「鉄の女」とも呼ばれている。また、1期目の2011年10月7日には、同年のノーベル平和賞受賞者に選出される。 
2009年 - ハイパーインフレーション(急激に進行するインフレーション[物価が持続的に上昇する経済現象])中のジンバブエ(アフリカ大陸の南部に位置する国)で、100兆ジンバブエ・ドル紙幣を発行。ジンバブエは、2009年2月2日に12桁のデノミネーション(通貨の呼称の変更、又は通貨単位を変更すること)を行ない、2009年6月30日を以て、100兆ジンバブエ・ドル紙幣等は無効となる。そして、ジンバブエは、2015年に自国通貨を破棄し、通貨の発行を停止する。その後は、アメリカ合衆国ドルや、南アフリカ共和国の通貨である南アフリカランドといった、他の国家が発行した法定通貨での商取引が行なわれている。
2013年 - アルジェリア人質事件。北アフリカに位置するアルジェリアの東部、イナメナス付近の天然ガス精製プラントをイスラーム系武装集団が襲撃。警備を行なっていたアルジェリア軍の兵士が応戦したものの、2名が殺害され、外国人41名が人質として拘束される。翌1月17日にアルジェリア軍が作戦行動を開始、1月21日にはアルジェリア軍の特殊部隊が現場に突入、制圧して作戦は終了する。アルジェリア政府によると、この戦闘で685名のアルジェリア人労働者、107名の外国人が解放された一方、少なくとも23名の人質(日本人は10名で、後に人質の総数は37名とされる)と、29名の武装勢力が死亡したとしている。
2014年 - オウム真理教(かつて存在した宗教団体であり、一般市民に向けて世界で初めてサリンという化学兵器を利用して大量殺戮を行なったことで、世界を震撼させたテロリズム行為を行なった組織でもある)の平田信被告が初公判。オウム真理教事件の裁判が再開される。 
2019年 - 第72代横綱(平成期に横綱昇進を果たした最後の横綱)、稀勢の里寛が引退を表明する。いわゆる「花のロクイチ組」(大相撲において、昭和61年度生まれ[昭和61年4月2日から昭和62年4月1日までに生まれた世代]の、関取となった力士達で、大関以上の昇進者はやや少ないが、三役に昇進した力士は比較的多い)の1人で、左四つ・寄り・突き・押し、左突き落としを得意手とする稀勢の里寛は、中学卒業後に鳴戸部屋に入門する。2002年の初土俵から安定して勝越しを重ね、十両昇進へと足を進めて、十両昇進は貴乃花光司(第65代横綱)に次ぐ年少2番目の記録(17歳9ヶ月)となる。2004年、貴乃花光司に次ぐ年少2番目の記録(18歳3ヶ月)で番付を駆け上がり、新入幕を果たす。2009年に初の関脇昇進を果たし、2011年には大関に昇進しているが、新入幕から所要42場所での大関昇進は、史上5位のスロー記録となる。2017年1月場所で、初土俵から89場所目での初優勝を飾り、茨城県出身力士としては、1936年1月場所後に昇進した男女ノ川登三(第34代横綱)以来、81年振りの横綱昇進であり、1942年1月場所で男女ノ川登三が引退して以来、75年振りに誕生した横綱となる。横綱昇進直後は2場所連続優勝したものの、負傷等によって精彩を欠くようになり、勝率(休場は含まない) .500と、約2年弱、横綱在位12場所で引退している。
2021年 - 大学の共通入学試験、大学入試センター試験に代わり、大学入学共通テストが開始される。
2021年 - 昭和を代表する俳優・タレントの1人とされている、石原裕次郎が設立した日本の芸能事務所・制作プロダクション、石原プロモーションがこの日をもって解散し、58年の歴史に幕を閉じる。