シャトー・カプ・ド・ムールラン詳解
シャトー・カプ・ド・ムールラン
Chateau Cap de Mourlin
格付 2012年 Saint Emilion Grand Cru Classe
格付 2022年 Saint Emilion Grand Cru Classe
AOC Saint Emilion Grand Cru
セカンド Capitan de Mourlin
畑 面 積 14.0ha
年間生産量 7万本
オーナー GFA カプドムールラン GFA Capdemourlin
コンサルタント ミシェル・ロラン
作付割合 メルロー65% カベフラ25% カベソー10%
平均樹齢 34年
植栽密度 5,500本/ha
土 壌 珪酸を含む粘土、石灰岩
収 量 37hl/ha
発酵・マセレーション ステンレス槽、3週間から4週間
新 樽 率 50%、50%1年落ち。
樽 熟 成 15ケ月~18ケ月。樽内マロラクティック醗酵。
コラージュ す る。
濾 過 す る。
アッサンブラージュ
2015年 メルロー70% カベフラ25% カベソー 5%
2016年 メルロー65% カベフラ25% カベソー10%
2020年 メルロー65% カベフラ25% カベソー10%
飲み頃が続く期間/ 収穫後4年~10年
私にとってカブ・ド・ムールランの最高のヴィンテージは、常に1990年(87点最終試飲1993年1月)と1982年(87点最終試飲1999年10月)である。
○ 1998年 PP84
ハーブ、レッドカラント、マッシュルーム、土の趣が姿を現す。ミディアムボディの、魅力的だが地味なワイン。フィニッシュにいくらかタンニンを感じるが、これは溶けた方がいいだろう。近いうちに飲むのが最高である。最終試飲2002年3月。 予想される飲み頃 2008年まで
○ 1999年 PP84
カプ・ド・ムールランの、比較的軽い、単刀直入な、理にかなった作品。中程度のルビー色をした1999年は、甘酸っぱいチェリーと草っぽさ、土が混ざり合った趣がある。このワインは向こう5年から6年で飲みたい。最終試飲2002年3月。 予想される飲み頃 2008年まで
○ 2000年 PP87
カプ・ド・ムールランによる優良な作品。この暗いプラム/紫色をしたワインは、エスプレッソ、ココア、ブラックチェリー、森の下生え等の趣を感じる。ミディアムからフルボディの、ほどほどにタニックで、画一的な、満足感が得られるスタイル。 予想される飲み頃 2014年まで
○ 2001年 PP86~PP87 Wine Advocate April 2003
やや濃厚な、チョコレートのようなスタイルのワインだ。黒系果実が感じられる、ミディアムボディの、このシャトーのたいていのワイン同様、ずんぐりとしたスタイル。 予想される飲み頃 2012年まで
○ 2006年 PP85 Wine Advocate Feb 2009
ハーブ、甘いカラント、チェリーフルーツが豊富な、心地よいミディアムボディのワインです。魅力的でシンプルなスタイルのミディアムボディ。 予想される飲み頃 2013年まで
○ 2007年 PP87~PP88 Wine Advocate April 2008
○ 2008年 PP88~PP90 Wine Advocate
ヴィンテージの枕木、このふっくらとした、密なサンテミリオンは、豊かで緻密な肉質と一緒にブラックベリー、カシス、スモークハーブの豊富な量を表示します。緑豊かな、熟したタンニンだけでなく、長い仕上げで、それは私が今まで味わった中で最高のキャップ・ド・モルリンです。 予想される飲み頃 現在から2024年
○ 2009年 PP85 Wine Advocate Feb 2012
2009年のややシンプルで軽量なスタイルで、すぐに蒸発仕上げ。
予想される飲み頃 2019年まで
○ 2010年 PP87 Wine Advocate Feb 2013
分厚く、複雑ではないが、複雑さの多くなしで肉質、おいしい、フルボディスタイルにミディアムで魅力的。 予想される飲み頃 現在から2023年
○ 2012年 PP90~PP92 Wine Advocate # 206 April 2013
私が長年このシャトーから味わった最高級のワイン、2012年カプ・ド・ムールランは、ほとんどの過去のヴィンテージよりも密度、豊かさ、可能性を持っています。バーベキューの煙、グラファイト、ブラックカラント、タール色の黒い桜の香りは、この不透明な紫色の2012年のグラスから飛び降りる。それはヴィンテージの数少ない大ヒット、強力な、緻密な、筋肉質/男性的なワインの一つです。仕上げにはタンニンが豊富ですが、バランスはあります。 予想される飲み頃 2016年から2028年
○ 2015年 PP87~PP89 Neal Martin eRobertParker.com Apr 2016
この初期段階ではかなり後回しである非常に高いトーンの、わずかに揮発性の鼻を持っていました。口蓋は甘く、ここで多くの抽出、エントリに断定的ですが、それはかなり予測可能で一体化仕上げをレンダリングします。うまくいけば、それはボトルで改善されます。 予想される飲み頃 2019年から2030年
○ 2015年 PP90 Lisa Perrotti-Brown robertparker.com Feb 2018
色の中程度のガーネットパープル、ブラックベリーのアクセントと素朴なアンダートーンで明るく鮮やかな赤い果物で開きます。柔らかく、しなやかで、親しみやすいタンニンと新鮮さをたっぷりとフルボディにミディアム、それは素朴なノートで終了します。 予想される飲み頃 2018年から2030年
○ 2016年 PP89 Wine Advocate
深いガーネット紫色、野生のブルーベリーと鉛筆削りのワフトとシガーボックス、地球、黒い梅と赤と黒のサクランボをあきらめます。口当たりはミディアムボディで、しっかりしていて、粒状で、ハーブリフトで活気があります。
○ 2018年 PP89 Lisa Perrotti-Brown Wine Advocate Nov 2018
ミディアムからディープガーネットパープル、シガーボックス、アース、ブラックプラム、レッドチェリーとブラックチェリーに野生のブルーベリーと鉛筆の削りくずを添えています。口蓋はミディアムボディで、しっかりしていて、ざらざらしていて、ハーブリフトで活気があります。 予想される飲みごろ 2019年~2031年
価 格 表 Chateau Cap de Mourlin
2000年 £ 2011年 £27
2001年 £ 2012年 £22
2002年 £23 2013年 £20
2003年 £ 2014年 £22
2004年 £31 2015年 £24
2005年 £28 2016年 £26
2006年 £22 2017年 £23
2007年 £29 2018年 £25
2008年 £30 2019年 £20
2009年 £40 2020年 £
2010年 £30 2021年 £
WINE SEARCHER 2021.5.29記
カプ・ド・ムールラン一族は、サン・テミリオンにおいて5世紀にもわたってシャトーを所有してきた。彼らは名高いサン・テミリオンの特別給である、バレスタール・ラ・トネルやプティ・フォリー・ド・スータール、また秀逸なモンターニュ・サン・テミリオンのシャトー・ルーディエの所有者でもある。1983年に至るまで、カプ・ド・ムールランの名を冠した特級のサン・テミリオンは2つあったが、その1つはジャン・カプ・ド・ムールラン(注 ジャックの叔父)が所有し、もう一方はジャック・カプ・ド・ムールランの所有下にあった。1983年にこの2つが統合されたことで、異なる2つのワインが消費者を混乱させることはなくなった。
カブ・ド・ムールランは、通常は、たくましく、リッチで、フルボディのサン・テミリオンであり、果実味と力強さにあふれたワインである。時としてフィネスに欠けることもあるが、一貫して、味わいが豊かで、満足すべきワインを提供してきている。葡萄畑は、しばしば「ピェ・ド・コート」と呼ばれる、平坦で砂礫質の、ごつごつした土壌の上にある。
一般的な評価 ボルドー第4版
シャトー・カプ・・ド・ムールランは、一段と控えめではあるが、所有者を同じくするバレスタール・ラ・トネルとスタイルンが似ている。メドックの平均的なブルジョワ級に相当する品質である。
2 ヴィニョーブル・カプ・ド・ムールラン
2 VIGNOBLES CAPDEMOURLIN
2007年9月から2ヴィニョーブル・カプ・ド・ムールラン~
2 VIGNOBLES CAPDEMOURLIN を発売しているようです。 セカンド変更では?
シャトー・バレスタール・ラ・トネル シャトー・プティ・フォリー・ド・スータール
シャトー・ルーディエ 詳解はこちら