今「君死にたもうことなかれ」を
    思う

参議院議長の山東晶子さんのウクライナ大統領の演説に対しての感想?
「戦う勇気に感動した」
えっえっ・・・それって
国の最高機関の国会の
 参議院議長の言葉なのかと
    なんか違う、違う

 日本が戦争していた時代、
戦争に行った、
  行かされた元兵士は
「戦争は美辞麗句で始まる。
  騙されてはいけないよ。」
 との警鐘を
 私たちへの遺言として
     残してくれている。

 野坂昭如さんの「戦争童話」の
  「凧になったお母さん」では
 男の子が生まれた時、
  「はい兵隊さんですよ。
  おめでとうございます。」と
   産婆さんが
   お母さんに言っていた。
 
  戦争の時代
 それがー男の子は兵隊にいくだ
 戦争にいく(人殺しにいく) 
 国?を守るためーが
  当たり前に 
  なっていたんだと
      私は 
 今あらためて
それって本当に恐ろしいと感じる。
 
 兵隊さんがどんなのかも思わず
 当たり前になっていたことに

今このコロナ禍の中で
 病院や病床が減らされ
   少ないことは
    さて置いて、
 とりあえずの野戦病院をと
  平然と言われている。
  野戦病院 今戦時下なの?
  戦時下の言葉が
 平然とタレ流されている。
 そしてそれに
  私たちは
   ならされていく・・・
 病院やベットを保健所を
   増やして
 どんな時にも
 対応出来るようにしますとは
  言わない
戦時下でもないのに
野戦病院で済まそうとしている
これってやっぱりおかしい!
 
  それが私には怖い
今、私はあらためて思う!
 高校の大大先輩
与謝野晶子さんの詩、
    母校の歌碑を。
「君死にたもうことなかれ」
旅順口包囲軍の中に在る弟を歎きて

 ああおとうとよ/君を泣く/
君死にたもうことなかれ/
末に生まれし君なれば/
親のなさけはまさりしも/
親は刃をにぎらせて/
人を殺せとおしえしや/
人を殺して死ねよとて/
二十四までそだてしや/
    後略

これが素直な気持ちだと。
 でも素直な気持ちを
  詩にしただけだけど
同窓会名簿から一時は
     排除された。
 世間からも非難された。
今のロシアと同じでは?
素直な気持ちが表現出来るって
凄く当たり前だけど
  当たり前でなくなる?
  それが私には怖い!
 戦争は
  じわじわと準備されて
  やってくる。
 それが私は怖い