いや~、ここまでフルマラソンで苦しんだのは初めてかも。
金沢マラソン2024何とか完走しました。
タイムはぎりぎり想定タイム内に収めたという感じです。
後半カラダ中が攣りまくりの大撃沈レースでしたが、
今期初フルは苦しみながらも楽しかった。
ああ、記録ね。
3時間8分45秒でした。
一応、3時間ひとケタ台で走りたいと思ってたので想定内です。
2014年からフルマラソンを走り始めて
いくつか初めての経験をしました。
まずは、脚が攣りそうになるのは、
まあ、あるのですが、
基本的に
「あ、ふくらはぎで蹴ってるか?注意しないとな」
という感じでレース中に意識すれば、
いつもゴールまでは何とか持ち堪えるというのが常でした。
しかし、今回は違い
両ふくらはぎはもちろん、両ハム、しまいには腕?
そこらじゅうが攣りまくり、
後半は泣きのキロ5オーバー。
初めて沿道からのエアサロンパスをお願いしちゃいました。
ミネラル不足にならないよう給水ではちゃんとスポーツドリンクを取ってたんだけどなあ。
結構暑かったし、前半のアップダウンで脚使いすぎたのかなあ。
次にこれ。
お見苦しい写真で申し訳ございません。
これも初めての経験。
ナニコレ?
基本的に乳首が擦れるのがイヤでバンドエイドを貼って走ります。
20㎞以上走ると分かっているときは、
脇や腰回り、足指の間にワセリンを塗布して擦れによる痛みを予防しています。
ゼッケンの位置にも注意して乳首に当たって痛まないように下目に付けます。
でも、この日は違いました。
「なんか今日はこすれてヒリヒリするなあ」
ランシャツをまくり上げるとこんな状態。
金属アレルギーか?
原因不明。
考えられることは、
➀いつものチームKRCのノースリーブと違うモノを着用したこと
②右胸にがんばろう能登・石川のシールワッペンを貼付して走ったこと(糊のせい?)
③ジジイになって体質が変わったこと
いまも体液が染み出てヒリヒリします。
レースの振り返りね。
ホントは後半垂れるのを想定しながら、4分20秒くらいで入って
後半は4分30~40秒で粘って
3時間5分切りくらいでゴールして春のフルでアレ返り咲きをするつもりでした。
実際は10㎞くらいまでは抑え気味で入りました。
吉田香織さんにはあっさり抜かれましたが、
サブ3ぺーサーの遅い目の方たちがワタシの前100mくらいをずっと走っているんです。
「ま、この人たちが見える範囲でレースしよ」
と走っていたら、
「あらら、だんだん近づいてくるやん」
ということで、つかせてもらうことにしました。
ま、30㎞あたりで離されるなら、そこからじわじわ落としながら粘ればいいし、
35㎞まで付けたら、もう意地でアレに返り咲くしかない。
「ああ、久々のアレ。オレ、どんな顔でゴールしよ。あかん、ゼッタイ泣いてまうやん」
なんて考えながら30㎞手前辺りまで。
高架の変な折り返し辺りに吉田香織さんに
「アゴを引いて、腕振りでリズム取って!行けるよ〇〇3」とお声がけいただき、
「ホンマに行けるんちゃうん?」と思っていた矢先。
攣り攣り様がワタシのカラダに乗り移ったみたい。
35㎞くらいまではだましだまし持って行きました。
そのあとはマラソンの無間地獄。
ただひたすら歩かないようにと思いながらゴールを目指す。
どんどん、どんどん、抜かれて、抜かれて……。
上げようにも、上げた瞬間にどこか攣ってしまう。
まさに阿鼻叫喚。
それでも、ゴール後には楽しかったと思えた。
オレ、ひとりでも春のレースで55歳でアレに返り咲きできるような感触を得た。
世間では錯覚というかもしれないけど。
とりあえず、走り切れたということで及第点。
というか、結構カラダに余裕あったのよ。
体感的には。
次回は、金沢マラソン2024前日編ね。
基本的にアルコールを断つことは致しません。
走るために、そんなことするくらいなら走るのやめますから、ワタシ。
それでは、今日もご安全に。