富士登山競走。
かろうじて山頂への切符だけは持ち帰ることができました。
大したタイムでは走ってないんだけど。
正直50分切りのAブロックはいまのチカラ的にムズカシイかなとあきらめてました。
まあ、Bブロックでも55分切りくらいはしときたいねと練習はしてきました。
週1回程度ですが。
5合目までだから低酸素の練習はいらないよと
登山家からアドバイスを受け、週に1日だけの坂練。
累積標高400から650mかな。
そもそも大都市のように最寄り駅に低酸素トレーニング施設なんて、
和歌山にゃ1軒もありゃせん。
「試走しましょう!」
検索すると、こんなフレーズがときどきヒットします。
週休1日のブルーカラーが
和歌山からカンタンに行ける訳がない。
ぶっちゃけ言うけど、Aブロック程度なら
サブ3レベルで十分狙えると思います。
はっきり言いますけど、5合目までなんて試走の必要ありましぇーん。
低酸素もいらんし、累積標高1,000mの練習も必要ない。
むしろ下りで脚を痛めてしまう可能性の方が高いのではないかと心配です。
年を取ると。
和歌山から参戦する人なんてほとんどいないので、
スタートまではアウェイ感満載で孤独でした。
汗濁大学のメンバーがひとり出るというので探したのですが会えませんでした。
正直、スタート位置は重要かと思います。
ワタシ、Hブロックでした。
「スタートはフルマラソンのそれをイメージして、
最初の入りはキロ4程度で入り、どうせすぐ坂になって疲れてきて自然にスピードが落ちてくるから。とにかく馬返しまでにイイ位置を取らないと渋滞に巻き込まれる」
経験者からこんなアドバイスをもらってました。
「おーし、スタート後はある程度スピード上げないといけないのね」
と覚悟してました。
ワタシ、Hブロックでした。
いやいやいやいや、そんなのカンケーねー。
キロ4?何ブロックの話よ。
周囲の流れは完全にサブ4ペースよ。
歩道に逃げようとするも、スタート直後の直線では歩道を走ると、
審判員の方々に大声で注意されちゃいます。
平気な人たちもいますが、小心者のワタシにはちょっとキツイ。
でも、直線から左に曲がったら、審判員がぐっと減り、歩道を走っても大丈夫でした。
歩道で抜いていくしかありません。
キロ4分半くらいで走りたかったのですが、
風邪でどうもペースが上がらず、最初の3㎞はキロ5アンダーでいっぱいいっぱいでした。
(いまの実力ですね)
とりあえず馬返しまでは歩かずガマン。
馬返しの1㎞手前辺りからしっかりと歩きが入っちゃいました。
身体の調子が悪くてね。
馬返し通過が1:03:11
1:55切りをあきらめました。
とりあえず2:00切りくらいはしとこうとプランBへ。
馬返しからは細い丸太で作った階段がメインだったかなあ。
もちろん高さはまちまちでひどい物だと高低差5,60cmはあったような。
で、枠の中の土はえぐれてありません。
だからランナー?(でいいのかな、もはやハイカー)は階段の左右に分かれて登っていく。
少しでも平らなところがあればランを入れ、
そこで1人、2人とかわしていくイメージ。
でも、大体走力が同じ人たちだからほとんど順位が変わりません。
1度抜いても、次の平らなところで抜き返されみたいなイメージ。
大幅な順位変動は望めそうになかった。
やっぱり、馬返しまでのロード区間で
どれだけ順位を上げるかが大事になってくるということか。
しんどいけどロードの坂でがんばるのが吉。
山道の渋滞はありませんでしたね。
ところどころ応援で声をかけてくれるのがうれしかった。
ただ、もう少し走れたかなと後悔の念。
ま、初参加で先が見えないので、
どこでどうチカラを使うべきか分からなかったから仕方ない。
あと少しでゴールかなと思ったところから、
結構走らされたかな。
ゴールがいきなり現れてびっくりしたわ。
参考になるか分かりませんが、
ランニングデータを挙げておきます。
とりあえず、山頂コースへの権利は確保できました。
Bブロックですけど。
でも、もう一つレースがあったみたいだから
来年のエントリー合戦はどうなるんだろう。
それでは、今日もご安全に!
ちなみに坂は上りも下りも苦手です。
で、山頂コースは自分で荷物を持って走るん?
5合目でも寒くてぶるぶるだったんだけど。
風邪のせいだけどね。