卑劣に他人を虐げたり害を与えたり、気力(エネルギー)を奪うなど、加害者側は他人軸の在り方です。
加害は外向的な行為です。
※性格的な外向的、内向的のことではなく、行為です。
根底には「自分ではどうしようもない」という無力感があります。
無力感があり自分ではどうしようもなく自分の状態は外側次第という信念なので、外側の何かや他人が悪いと思い、意識は外側に向いています(外向的な意識)
加害者側は他人軸ですが、被害者側も他人軸でいれば理不尽度が増すのは同じです。
実際に理不尽に害を受けていたりするので、理不尽に感じるのは仕方ない面もありますが。
他人のせいで傷ついた、他人の言動や行動により傷つけられたというのも、厳しく感じるかもしれないですが他人軸です。
自分の状態や感情が他人によるので、理不尽度が増し、余計に傷つくわけです。
ただ、他人軸の信念や在り方を変えやすいのは被害者側の方です。
抜け出して変えたいと強く思えるからです。
加害者側はいわば、自分と向き合うことから逃げて他人や外側に押し付けているので、自分を変えたいと思いづらいです。
変えたいと思うには、強い気持ちが必要です。
人は変わることはできますが、強い意思と決意、そしてそれなりのエネルギーが必要です。
理不尽に害を受けたとするのか、変わるためのチャンスにするか。
それは自分で選ぶことができます。