こんな情報をずっと前見たことがありました。
「誰かを許せないでいる人は、幸せじゃないからだ」
「恨みや憎しみを手放さない限り、幸せになれない」
スピリチュアルや自己啓発で信じられがちな考え方かもしれません。
もし、過去や現在、不当な目にあったり虐げられたなどで深い傷やトラウマ体験になり、手放そうと頑張っているけど相手を許せない思いや、恨み憎しみが本心ではまだ残ってるとします。
それでも、幸せになることは可能です。
なぜなら、今の幸せとそれらは無関係だからです。
心のどこかに、許せない思いや強い怒りが残っていて、たまに思い出して不調和になることもあるでしょう。
その状態でも、幸せな現実を作れます。
経済的に豊かになり不自由ない生活を送り、それが幸せだと思うなら、許せない人や恨みが心に残っていても、叶えることは可能です。
愛する人と幸せな恋愛をしてラブラブでいるのが幸せと思うなら、許せない人や恨みが心に残っていても、叶えることは可能です。
許せない人がいることと、願いを叶えることは無関係だからです。
そして叶ったとします。
経済的に豊かになり自由な生活を送れて、明らかに以前より幸せ!
幸せだなと思える。
けど、ふとある人に許せない気持ちが出たり恨みを感じる時もある。
大好きな人と恋人になって、明らかに以前より幸せ!
幸せだなと思える。
けど、ふとある人に許せない気持ちが出たり恨みを感じる時もある。
こんな状態、珍しくもないです(笑)
今幸せになることと、ネガティブを引きずることは、同居できます。
多少、わだかまりが残ったりトラウマ体験を忘れられてないとしても、幸せを選択できるということです。
繰り返しになりますが、辛い感情体験と今の幸せは無関係だからです。
確かに、許せない人や恨み憎しみは手放せるなら、手放す方がいいかもしれません。
ですが、「許せない人や恨み憎しみが心にある限り幸せじゃないということ。幸せになりたいならそれらを全部手放してからじゃないとなれない」
こんな考え方、救いがないと思うのは私だけでしょうか?
その考えを採用して信じ続けるのは、今幸せになってはいけないと言われてるようなものです。
スピリチュアルや自己啓発は手放し推奨されがちですが、手放さないと幸せになれないとも限らないのではないでしょうか。
恨み憎しみが心に残っていても、幸せになることはできます。
補足の記事はこちら