私はそんなに敏感ではないのではっきりはわかりませんが、

他人の車や家や持ち物さらに身体等に染み込んでいる念(想念)、

あるいは木や石や土地・山等の自然物に宿る氣に対して

敏感に感じる方に時々出会います。


それは、それらに染み込み宿る念を含めた氣、

あるいは染み込んでなくて浮遊しているかに思える

念や氣のエネルギーを、

身体レベルの解剖学用語を使えば

皮膚感覚あるいは腸感覚(gut feeling)、

通俗的には直感(直観)でキャッチすることによるのだと思います。


図 A 太極円通図 のように、

宇宙大自然の万物万象は基本的には

中心帰一の回転コマ運動をしていますが、

これを横軸に伸ばすと図 B 正弦波のような

波の動きつまり波動になります。
と言うことは、宇宙大自然の万物万象は

粒子であり波動でもあると言うことです。

近年の量子力学で明らかになった粒子波動一元論は、

東洋においては遥か昔から明らかにされていたことになります。
万物万象が相互に念を含めた氣の波動を

発信・受信し合う相互作用をしながら、

一つの(uni)回るもの(verse)である宇宙(universe)が

円通しているのだと考えます。


念はその字が示すように「今の心」で、

主として人あるいは動物さらに広げて

植物や鉱物・土地・山の念に発するもの、

氣は器であり形なので

形あるものすべてが発するものと考えます。

念も氣の一つの形であると言えます。
この発せられた念や氣に対して、

これを感受すると言うことについても

改めて考えておく必要があると思います。


例えば今後、日本はもとより世界中で地

震や火山の噴火等の自然災害が予想されています。
様々な科学的なアプローチがなされており、

それはそれで重要なことなのですが、

果してそれだけで良いのでしょうか?


そこで思い起こしておくべきは、

2004年のスマトラ島沖地震の際、

人間は死者・行方不明者が20~30万人にも達した一方、

野ウサギから象に至るまで

野生の動物はまったく死骸が見られなかったということです。


これは科学的なアプローチとは無関係の

動物の皮膚感覚・腸感覚によるものだと考えられます。

と言うことは、人間は科学的アプローチだけでなく、

もっと皮膚感覚・腸感覚と言った本能的な感覚を

蘇らす訓練が大切なのではないかと言うことです。
これは災害を避けるだけでなく、

健康や医療においても役立つと思います。


これまでに、皮膚感覚・腸感覚の優れた

多くの方々にお出会いしていますが、

参考までに少しご紹介したいと思います。


いつも当院がお世話になっている

六角健康サロンの整膚(せいふ)と気功の先生は、

ドアを開けて入って来られる患者さんの

心身の情報を瞬時にキャッチされ、

その上で必要な施術をされます。


学生時代、借りていた知人の車にある方をお乗せすると、

「この車の持ち主はとても暖かく心の綺麗な方ですね」等、

知人の性格をピタリと当てられたことがあります。
卒後の進路についてもお尋ねしたことがありますが、

母校の三つの内科の教授のことを口にしただけで

夫々の性格や内科の雰囲気を瞬時にズバリ述べられ、

「貴方ならこの内科が無理がなくて宜しいでしょうな」とア

ドバイスを受けたことがあります。
その方には行者風の雰囲氣は全くなく、

京大(法)卒の知性(智性)と霊性を兼ね具えておられ、

普段は「ふつうの人」にしか見えない方でしたが、

著名人の相談にも隠密で応じておられたようです。

天眼通・天耳通・宿命通・他心通・神足通・漏尽通の

六神通があると知ったのもその方を通してでした。
その時にすでに「時空はない」、

「人間の頭では思議出来ない(不)不思議なことがある」ことを

学んでいたのだなと思います。

正念を徹底的に教えていただいたのも、

宗教とは「宇宙(ウ冠)を示す教え」と

教えていただいたのもその方でした。


その方がお亡くなりになった数年後の

30代の終り頃にも不思議な方に出会いました。
初対面で話を交わす前に顔を合わせただけで

いきなり色紙に書いていただいた歌が

「体力の 限界あるは氣力にて

越せぬことなき こと知らぬゆえ」で、

その頃の自分の状況にぴったりだったので驚きました。
その後「50歳にして太極を得ん」、

「観音の道を人々に・・」と言った言葉を記した色紙も頂き、

その時はあまりピンときませんでしたが、

後になって成る程そうだったのかと思えることを

教えて頂いていたのだなと思います。


前世鑑定も深層心理学的に興味があったので

今までに5~6人くらいの方にして頂きましたが、

その方の鑑定だけが唯一腑に落ちるもので

その後の成長にも役立つものでした。


今から20年程前には、大学の後輩の紹介で

これまた不思議な方に出会いました。

初対面の時、「右手を前に出して」と仰るので前に出します。

普段の見慣れた右手でしたが、

「では、その手を後ろに」と言われて後ろに回すや否や

直ぐに「もう一度前に」と言われて前に出すと、

今度は何と手のひらに金粉・金箔が載っていました。

本当に瞬間のことでした。
また、私の腕に手を当てて移動させながら、

その頃の付き合い仲間4~5人の名前と、

「この人はこんな人、この人はあんな人、・・」と

その特徴をパッパッと指摘されるのです。
また、夜に電話をかけた時、

電話の向こうから私の部屋の中の様子を

まるで部屋の中にいるかのように語られるのです。

さらに夜11時を過ぎた頃なのに、

私の家の近所の様子を表札の名前や家の構えに至るまで、

まるで走って見て回るかのように仰ったのです。


10年程前に滝行の指導を受けたお婆さんも

不思議な方でした。

知人(韓国の方)がある事でお婆さんに相談したところ、

母国にあるお墓が傾いていると言われて確認しに行くと

言われた通りの有様だったそうで、

お墓の修復を含めたお婆さんの指導で

問題を解決されたそうです。
それを聞いてお会いしたところ、

滝行を勧められてあちこちの滝を一緒に巡ったのですが、

「今回のお行はこんなだった、あんなだった」等と、

私には感知出来ないことをいろいろと教えて頂きながら

近畿地方のあちこちの滝や神社に連れて行って頂き、

霊的なトレーニングを受けたものでした。


他にも不思議なことを経験していますが、

今回はこんなところです。


何れも通常の常識的な五感や知性だけでは

説明不可能なことばかりですが、

五感や知性を超えた念や氣を感受し、

それに対して人に役立つアドバイスが出来る方が

現実におられることを知りました。


いろんな方に出会ううちに

その人格・霊格と言ったものには

ピンからキリまであることが分かると同時に、

自分自身の反省と成長には大いに役立ちました。

単に霊能力があるだけでは駄目で、

やはり霊・心・体あるいは

知性・霊性がバランスよく健全であることが

何よりも大切であることを学びました。


現在、WHOの健康の定義は

「Health is a state of complete

physical, mental and social well-being

and not merely the absence of disease or infirnity.

健康とは、病氣でないとか、弱っていないということではなく、

肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、

すべてが満たされた状態にあることをいいいます」ですが、

1998年には肉体的・精神的・社会的の三項に

さらにspiritual(霊的な)の一項を

加えようとする動きがWHOでありました。
結局、時期尚早とのことで採択は見送りになったのですが、

spiritualなる用語が医療の世界でも

徐々に使われるようになった現在、

医療関係者としては霊的な分野に対する見識は、

しっかりとした死生観・生命観を含めて

持っておくべきだと考えます。


最近は時代の流れでしょうか、

興味深い書籍も結構見受けるようになりました。
ご存知の方もおられると思いますが、

参考図書として、東大医学部救急医学分野の

矢作直樹教授の著書、『人は死なない』、

『「あの世」と「この世」をつなぐお別れの作法』他あり、

内田樹氏推薦の成瀬雅春著『時間と空間、物質を超える生き方』

をご紹介しておきます。




図 A 太極円通図





図 B 正弦波