「運」と「縁」 | コンの徒然になるままに・・・

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今回の『氷艶』の“交代劇”(と言っていいのかどうかは悩みますが・・・)で思った事。

 

つくづくこの世は「運」と「縁」なんだな~って。

 

奇しくも、この“交代劇”が公になる前に出版された本で『PHP』というのがありますが、その中の一つの記事に大輔さんが語ったことが掲載されて、その冒頭に

『僕の人生は「運」と「縁」で作られてきたと言っていいのかもしれません』

という記述があって、これまで大輔さんを見てきて思うことで、何事に対しても“真摯”で“謙虚”な姿勢はこういうところから生じているのではと思いました。

 

また、その記事で語られる事はファンならこれまで大輔さん自身がいろんな場面で自らの口から発せられてきた事ばかりで、そこにそれまでと食い違った事は無く、本当に「運」と「縁」を大事にされてきたことが分かる内容でした。

 

スケートとの最初の出会い、長光歌子先生との出会い、ニコライ・モロゾフコーチとの出会いと別れ、大怪我、そしてバングーバー五輪で銅メダル獲得等々その後のこと全て、自分に降りかかった“幸運”と“不運”はそれがあったから良かったと言い、それらのことから学んだこととして

「考え過ぎず、何かあっても少し肩の力を抜いて周囲の人に甘える事があってもいい、そのほうが結果的に良い“運”を拾えて良い“縁”に恵まれる」

と、素直に話しておられてるの印象的でした。

 

また、シリーズ化された『氷艶』について、今回のことが明らかになる前にも最初の歌舞伎との出会いも“幸運”と言い、その後の多くに人との出会いも“縁”と言い、さらにそれまでのいろんな経験を経て強く思うようになったエンターテインメントへの思いの一環として、今年は2月の初プロデュースした『滑走屋』に繋がったと。

 

そんなふうで、大輔さんっていい結果を残しても決して驕る事も傲慢になることも無いのは、根底に最初に話された『「運」と「縁」で作られてきた』という事を常に思っておられるからなんだな~っと。

 

そして、その記事の最後に、今回の『氷艶』に関して、

『自分も楽しみながら、一番にはお客様に楽しんでもらいたい』と。

そして、

『これからも新たに生まれるご“縁”を大切に、スケートに携わっていきたい』

そう語って記事が〆られてました。

 

その後、今回の『氷艶』で重要な演出をされてた亞門さんと準主役の小野田さんの降板が知らされ、“不運”かもと思われましたが、そこにこれまで“縁”の深かった菊之丞さんが後を引き継ぎ、演技指導が手薄になったところにやはり前回の『氷艶』で深い“縁”を持つ誠治兄か加わり、さらに新たな“縁”として代役の大野さんとの“縁”が出来て、それで今回の舞台も良い方向に上手く回り始め、私的にはこれもよい“運”と“縁”に恵まれてのことだという思いが強いです。

 

ただ、良い“運”や“縁”を引き寄せるのも大輔さんが持ってる“運”ですよね。

そして、“不運”と思われる事も決してそれらを“不運”として嘆くのでは無く、次のステップを踏む為のきっかけだと前向きに思う事が出来る大輔さん自身って、やっぱり元々そういう“運”を持って生まれたという事なのかもしれませんね。

 

とにかく、新たな”縁”を楽しんでおられる『氷艶』カンパニー。

公演最終日まで、今感じられる“陽”の雰囲気のまま良い運気で素晴らしい舞台になることを願ってます!!

 

では、また~☆彡