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東京の縁日では、多分七味の出店は必ずあるので、私も幼い頃から七味はこの様な店で買っています。
なので、七味は辛さと香りに少々拘るところです・・・・
実家の近所なら、西新井大師にも有名な店があって、わざわざ遠方から買いにくる人もいるぐらい人気です。ここは結構有名なんですよね。

巣鴨の地蔵通り商店街でも、このような七味の店が数件出していますが、ここでは私はやはり「やげん堀」を贔屓にしています。
目の前で調合をしてもらうスタイルがなんともうれしいですね。

基本は辛さによって、おじさんが勝手に調合してくれるのですが、私は昔から、山椒を効かせそしてみかんが皮も大目そして少々辛めなんてお願いします。こういうとおじさんもいつの喜んで調合してくれます。
重さは計っていませんが、当然全て調合し終わったあとに、おまけと言ってまた足してくれます。
当然その重さを含めた量が規定量だと思いますが、このおまけって言葉に弱いですね。
なんとなく得した気分で、うれしくなります。

熟練した職人として、調合する手さばきも見事ですが、さりげなく七味それぞれの紹介をしつつ・・・効能なども説明したりしてみているだけでも勉強になるし、大変面白いです。

「辛さはどうしますか?」
「じゃあ、中辛で・・・」
なんてやり取りしている中に、私がいつも様に・・
「山椒を効かせて、みかんの皮も・・・」
そんな注文をすれば、おじさんの説明も熱が入ります。
「これなら、うなぎにかけても美味しいよ・・」なんて
すると、私の次に待っていたおばさんも・・
「山椒を効かせて・・」

なんてなる訳で・・・私はまるでさくらのようでしたね(笑)