帝国の姫君達の一人に塩釜様と呼ばれる姫君が登場します。浜のカーリー様となりますが、孤児として暮らすうちに、浜の行商女に拾われてカーリー神の巫女として小さな祠で暮らしています。

ある日、海を見ていたこの少女は突然皆に海から離れて、船も岡に上げるように命じます。カーリー巫女の言う事なので半信半疑でも人々は指示に従います。やがて大津波が押し寄せて浜は総て押し流されてしまいます。

そしてこの少女は炊き出しを行って船を出させて隣の海岸で海に押し流されて人達を救いに行きます。多くの人達が救われる事になりました。この少女は後に人々の信仰を集め塩釜様と呼ばれる事になります。

浜が津波に襲われた知って、近くの小さな藩王が救援に駆けつけます。少女がカーリー神の衣装を着て陣頭指揮を執っている事を見て驚きます。少女が津波を予知したと知って、少女に跪きます。そして、少女の額に第三の目を見つけます。


この話は、帝国の姫君達の中に書いてあります。


TVのニュースで「地震が来るって言ったのに誰も聞いてくれなかった。」と泣き叫ぶ少女を見つけました。ほんの一瞬だったので録画さえ無かったのです。この少女こそ塩釜様だったのかもしれませんね。