ハーイ、年金暮らし真っ只中のRockyです。

石粉粘土を用いた粘土細工をやってまーす。ここしばらくは、葛飾北斎作 "富嶽三十六景シリーズ” 中の四画(神奈川沖浪裏・尾州不二見原=桶屋の富士・凱風快晴=赤富士・武州玉川)をモデルとした作品を作ってきました。(記事は、末尾のリンクよりご覧いただけます)。

今回も、これまで同様 同シリーズの 甲州伊沢暁 に挑戦しました。

 

  まず、簡単に甲州伊沢暁(こうしゅういさわのあかつき)について・・・

葛飾北斎の富嶽三十六景の内の一つ。

伊沢とは、石和(山梨県の笛吹市石和町)のことで、かつては甲州街道の宿場町として栄えたということです。その地から、朝方の次第に明るくなり 紅に染まっていく富士山を眺めたものです。荷物をかつぐ人、駕籠で旅立つ人など出立するたくさんの人馬が描かれています。宿場町、笛吹川、富士山の調和がポイントです。

 

  では、作品の紹介です・・・

 

 

脚色しました下差し

 

 

 

 

                    雪景色もいい感じ

 

我が家のスタッフ総動員じゃあ!下差し

           

                  

                              

               🐢                           

          

 

上の方から見てみたよ~下差し

                   

 

尾州不二見原から眺めると…下差し

甲州伊沢暁版の ”桶屋の富士”

 

 

<神奈川沖浪裏・尾州不二見原=桶屋の富士・凱風快晴=赤富士・武州玉川の記事>

 

 

 

 

 

 

今回は、建物が描かれている作品に挑戦してみた。建物はもとより、列をなす人々、馬と...細かな細工の連続。眼鏡をつける、外す、目を近づけての凝視の繰り返し。日頃、不便は大いに感じてはいるものの、予想以上の大変さであった。ついつい、”エイヤ” での作業が増えた。まったく、歳は取りたくないものだ。やれやれゲッソリ

 

いわゆる出勤風景が描かれているわけだが、毎日家に居る身としては、それを見ただけでも うらやましい限り。

先日、かつての職場の同窓会に参加した。年金暮らし世代の代表みたいな口調で、日々繰り返される生活パターンを細かく紹介。年下の方々へのアドバイスの思いを、日頃の話足りない分のエネルギーを込めて話した。酒も飲んでないのに(訳あり)、良くもそうペラペラ叫びと話せますね…なんてコメントも一部にはあったようだが..おっと、話がそれました。もちろん、自身の年金暮らしにおける粘土細工の大切さも告げ、是非とも見て下さいませとお願いした次第。 

 

先に作成した、武州玉川では、広く見えるべきところが、極端に狭くなったりと不満足な出来栄えであった。今回は、その点はある程度解決されたかなと思っている。工夫の成果ありか!

 

次回は、パロディ風甲州伊沢暁をご紹介致します。