「直木賞」と「山田風太郎賞」を受賞した、小川哲さんの「地図と拳」を読みました。(2023.11.30読了)
小川さんの「君のクイズ」を読んだ時はチャラいなと思いましたが、今作は全く違っていて重厚でした。
640ページの長編小説で、日露戦争から第2次世界大戦集結までの満州での出来事が描かれています。
事実の部分と虚構の部分が入り混じっているような気がしました。
中国の知らない地名と人名がたくさん出てきて、いつものようにメモしているのですが覚えきれず困りました。
それにしても、よくこれだけ調べて書いたな、という感じです。
勉強になりました。
ありがとうございました。
↓ 「君のクイズ」の感想