パトリオット・デイ | cinema ROCCO and...

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映画のことや日々のあれこれ。

 

2017/06/10(土)、“パトリオット・デイ”。





2013年4月。


ボストンマラソンを標的にした爆弾テロと


102時間というスピードで犯人逮捕を遂げた


街を守る者たちの物語。



マラソン当日。


それぞれの朝が描かれたシーン。


地元警察巡査部長ジェフがきっと毎朝日課のように


立ち寄るであろうカフェ。


ジェフは入口の窓枠に吸いかけのタバコを置いて


入っていくのだけど


自然でありながら個性のある仕草が


実際の人物の癖が描かれている気がして


この日も本当はありふれた1日になるはずだったのだと


感じさせます。



傷や破片も証拠であるため


現場に残されたままの8歳の犠牲者を


直立不動で見守る警官。


やっと遺体が運ばれたとき


敬礼で見送る警官の姿に心を打たれました。



パトリオット(愛国者)。


この言葉が似合う気がするのはお国柄でしょうか。


街全体の団結力がすごく


日本じゃ考えられないなぁと思いました。


“BOSTON STRONG”。


街の、善なる心の本気を見ました。