ショコラ 君がいて、僕がいる | cinema ROCCO and...

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映画のことや日々のあれこれ。

 

3/4(土)、“ショコラ 君がいて、僕がいる”。



19世紀末。


かつての人気道化師フティットは職を求めて


フランス北部の小さなサーカス団を訪れる。


そこで人食い族を演じる黒人芸人カナンガに


興味を持ち新しい演目の相方に誘う。


フティットはカナンガの名をショコラに改め


道化師コンビを結成する。


世界初の白人と黒人のコンビは人気を博し


パリの名門サーカス団から誘いを受けるまでになる。


パリでも成功を収めるふたりだったが


ショコラの前に人種差別の壁が立ちはだかる。





白人のフティットと黒人のショコラ。


成功や挫折、友情を描いたお話でした。



道化師なのにいつもしかめっ面のフティットが


最後に素で笑い泣いたシーンに


ショコラへの思いが伝わってきました。



エンドロールでフティットとショコラの


当時の映像が流れるんだけど


短いのにしっかりクスリとさせてくれる彼らに


ホンモノの芸を見ました。



ショコラを演じるのはオマール・シー。


“最強のふたり”で一躍有名になったこともあってか


ご本人さんをそういうイメージで見てしまいがち。


出演作のキャラクターも


やっぱりさわやか好青年の印象が強いかしら?


体格もいいし


スタイリッシュなフレンチ・アクションも映えると思うなー。