スノーデン | cinema ROCCO and...

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映画のことや日々のあれこれ。

 

1/29(日)、“スノーデン”。



2004年。


9.11の同時多発テロに危機感を抱き


国家に貢献したいと考えたエドワード・スノーデンは


軍に入隊するが大ケガを負い除隊を余儀なくされる。


2006年。


CIAに採用されたスノーデンは


サイバー・セキュリティの訓練において


ずば抜けた才能を発揮し一目置かれる存在となる。


2007年。


トップ・クラスの成績が認められたスノーデンは


スイス・ジュネーヴのアメリカ国連代表部に派遣される。


そこでスノーデンが目の当たりにしたのは


一般市民のメールやSNS、同盟国に至るまで


インターネット上のあらゆる情報を収集する


NSAの極秘システムだった。


またそれらを利用し無関係の人物をスパイとして


抱き込むCIAの手口に


政府への不信感をいっそう募らせたスノーデンは


CIAを辞職し命がけの告発を決意する。





いわゆる“スノーデン事件”ですね。


告発に至るまでの経緯や心理描写が


しっかりされていておもしろ・・・あいや、


あんまりおもしろがってもいられない


驚愕の事実だけども! おもしろかったです。



ワルモノを見つけるためだし


やましいこともないごく平凡な一般人のROCCOは


情報収集や監視は10,000歩ぐらい譲って許しても


情報を利用して一般人を操ったりするのはダメ!!



一個人が政府を告発するような大きなことに限らず


割り切って、なぁなぁでなんとなく見過ごされている


不正行為もきっといっぱいあるんだと思うけど


大小にかかわらずそれをダメだと言える勇気は


素晴らしいと思いました。



違法か合法か今も情報収集は続いているようで


それが正しく利用されていれば・・・と思います。