ネオン・デーモン | cinema ROCCO and...

cinema ROCCO and...

映画のことや日々のあれこれ。

 

1/22(日)、“ネオン・デーモン”。



誰もが目を奪われる美しき16歳の少女ジェシーは


トップモデルになることを夢見て


田舎町からロサンゼルスへやって来る。


すぐにデザイナーやカメラマンの心をとらえ


モデルの道を歩き始めるジェシーに


激しい嫉妬を抱くライバルたち。


仕事を奪われた彼女たちは


常軌を逸した復讐を仕掛けるが


ジェシーもまたファッション業界の闇に染まっていく。





“ドライヴ”がカンヌ国際映画祭で大絶賛された


ニコラス・ウィンディング・レフン監督作。


“ドライヴ”はROCCOも大好きで


本作も期待して観にいきました。



・・・うむむ。



妖艶で幻想的な雰囲気のある独特の映像は


らしい感じはするのですが


後半の予想外の展開はなかなか・・・。


この辺りがカンヌで賛否が割れた要因なのでしょう。


ROCCOはどっちかっていうとちょっと馴染めないかなぁ。


でも“オンリー・ゴッド”もあったし


こういう表現もこの監督の持ち味なのかしらね。



お話はファッション業界の表のきらびやかさと


裏の嫉妬にまみれた醜さを突き詰めて


ホラーファンタジーのような仕上がりとなっていました。


ただ主演のエル・ファニングはやっぱりキレイで


透明感が素晴らしい。


その分後半の邪悪さも際立っていました。



E・ファニングを見ているとあのコを思い出しちゃうなぁ。