1、2、3、4、5、6、7、8、9、0
文字だけ見たら、ただの数字
電話番号、生年月日、郵便番号、登録番号
数字で表記されたもの。
特定して意識することはない。
物の価格、ランキング、成績の順位、テストの点数
収入の額、距離の長さ、所要時間、定員数、限定数
ただの数字の表記なだけなのに
意識を掴んで、ドキドキしてくる
感情までもが動き始める。
成績1位は嬉しいけれど、
テストで1点は誰にも言えない。
100万円もらったら嬉しいけれど、
車のスピード100kmで減点罰金ゾッとする。
幸せ度数、当選確率、上位一握りのクラス
下ごしらえに手間と時間をかけて料理した
物や部屋が多くて掃除が大変
長年同じ仕事で働いた
時間をかけて勉強した
3日坊主で投げ出した
3,000円もらった
30万円の請求書
無意識に数の多い、少ないで判断していることがある。
良し悪しどちらと考えなくとも
時間、量、数というもので、
実は判断していることがある。
判断してるかどうかというのは、
感情が引きずり込まれているかどうかだ。
例えば、
自販機でジュースを買おうとした時に
10円足りずに買えない状態。
買えない状態で嫌な気分。
ついてないなぁ〜
この自販機は高いなぁ〜
なんであと10円もないんだよ〜
一瞬でも色んな気持ちが湧き上がる。
ジュースを買うのに10円足りない
それは運の良し悪しじゃない。
それは気分の問題じゃない。
これは10円が足りないという現象。
ただ単に、お財布の中身を把握していないだけ。
自分のお財布なのに、所持金を知らないだけ。
自分に対する不注意だ。
感情には苦手意識もあるけれど、
本当は数に惑わされていないか確認を。
それは全部でいくつあるかな、
どれぐらいを多いと言うのかな、
どれぐらいが少ないと言うのかな、
いくつあったら足りるのかな、
いくつなかったら足りないのかな、
数はただの現象なのに、
全ての結果と捉えて判断しがち。
冷静に、数を把握しようともせず
イメージばかりを膨らませて
感情に振り回されて混乱している。
メンタルブロックと言うよりも
計算しないナマケモノ。
数字を現象と割り切れないのは
計算できない小さな子どもが、
ただただ欲しいと泣き叫ぶようなもの。
いつまでも遊んでいたいと暴れるようなもの。
親にしてみたら、
欲しいと泣いても、お金に余裕がなかっただけ。
夕飯やお風呂と次の時間の行程に進めたいだけ。
小さな子どもは数字に囲まれる現象に、
機械的に動く術を知らない。
数が多いとどんな気持ち?
数が少ないとどんな気持ち?
同じ300万円でも収入と支出では
感情の波が上がったり下がったり。
10問正解パーフェクト
そんな風に数字を捉えているなら
1問できても、できないことが多い自分に不快な気分。
10問中、1問だけの正解は
1問だけ理解していて
残り9問理解していない、ただの現象に過ぎない。
多い、少ない、数は現象
どれだけ持てば満足するのか
どれだけ時間をかければ満足するのか
数と満足は、現象と感情の関係性
見えるものと見えないものの間柄。
知ってること、知らないこと
理解できていること、できていないこと
数字と捉えて把握できているのかな?
メンタルブロックのせいにして
現象に目隠ししながら怠けては、いないかな。
たくさんあれば良いことなのかな?
少ないから悪いことなのかな?
願いを3つ上げたところで、
全て叶ったり、全く叶わなかったり、
願いを3つに限定するから
叶うかどうかを見ているだけで、
日常生活で3つ以外の願ってもいないことさえ
色んなことは叶っているはず。
あれこれ特別、限定に
目を奪われがちになるけれど、
重視しているのは自分だけかも知れないね。
ひとつの事に惑わされ、
他にはどれぐらいあるのか見れているかな。
たくさんの事に惑わされ、
本当に必要なことはいくつあるのか見れているかな。
たくさんあるから選べるし
ひとつしかないから大切にできたりする。
数はその時の、自分の都合で
原因、理由、言い訳になるからおもしろい。
いくつあろうが、なかろうが、
数字に疎いと視野が狭まる。
数字をどんな風に捉えているのか
自分の意識を確かめよう。














