怒りの武器を手放してみると
立ちはだかる扉が見えた。
もう自分に剣を向けることもせず
やっと平和になれると思ったのに
なぜか、喜びが湧き上がらない。
時として、
人の心は複雑だ。
喜べない感情は
ほとんどが、「嫉妬」からくるようだ。
悪口、愚痴、嘘、羨み、など
自分を中心に考えて周囲に発する感情は
ほとんど嫉妬から生まれているようだ。
自分以外の人が
自分を最優先に考えず
その人自身を優先させるから
羨ましくなって嫉妬している。
例え、相手が子供であっても
言うことを聞かないと苛立ってしまうのは
自分本位で行動している
子供に対する見えない嫉妬
だったりするかも知れない。
どんな人にも、いくつかは
見えない嫉妬が潜んでる。
それは,誰のせいでもなく
持って生まれた自分の本質。
兄弟が同じ環境で育っても、
それぞれ性格が違うのは
生まれ持った本質があるからだ。
自分のせいではないと言って
嫌〜な気持ちで逃げたくなるけれど
放置しても始まらない。
せっかくだから、
周囲の人間関係を利用して
自分はどれだけ嫉妬深いか知ってみる。
嫉妬は自分を苦しめる。
嫉妬は自分を懲らしめる。
嫉妬を見つけて、
喜んでいない自分を喜んでからかう。
ひねくれまくった嫉妬の自分は
色んなところに潜んでる。
喜べない感情こそが
嫉妬の仮面をかぶってる。
早く抜け出したいと思うけど
嫉妬はまるで迷路の中に。
他人に反応求めずに。
その時、一緒に喜べるか
その時、無関心でいられるか
その時、ノーマルな自分でいられるか
そんな自分を探ってみる。
理由や解釈はただの言い訳に過ぎない。
シンプルに
ひたすら、自分の反応を見つけては
「喜べない自分を笑う」
「喜べない自分を喜ぶ」
鬼ごっこのように、
見つけては笑いからかい
コミュニケーション。
そうして、からかって遊んでいるうちに、
嫉妬が緩んで溶け始め
少しだけ喜んでくれたりする。
自分にとって自分自身が
最強の理解者なのにできてない。
なかなか嫉妬は手厳しい。










