[第4試合]
戸澤陽
問題龍
vs
CIMA
堀口元気H.A.Gee.Mee!!
▼序盤からいきなり戸澤に対してドロップキックが決まり、CIMAがなおも攻め立てるが、ここで問題龍が憎たらしくカット
そのまま顔面を踏みつける。さらにレフェリーの死角を突いてチョーク攻撃
だがCIMAは難なく切り抜けて逆水平チョップ。堀口は左膝にドロップキック。さらには堀口が音頭を取っていつものマライサ連係をCIMAと披露した

5分経過
問題龍が堀口のエクステをつかんでピンチを脱出。一気に戸澤組が主導権を握り返す
ここでも問題龍は憎たらしさをいかんなく発揮。堀口は大の字となってしまう
これを見たCIMAは「H.A.Gee.Mee!!」コールを促し、堀口も奮闘。問題龍にニールキックを浴びせた
直後にはラリー・ダラスに足を引っ張られるが、戸澤の攻撃を誤爆させてフランケン。ようやくCIMAとタッチに成功し、堀口がトペトビウオ
リング上ではCIMAが戸澤にミサイルキック。そして串刺し攻撃を狙うが、これをよけた戸澤はチョップ&ナックル。膝蹴りも叩きこみ、バックを奪うが、ここは堀口がカット

10分経過
堀口が先ほどのお返しとばかりに問題龍に襲いかかるが、問題龍は急所蹴りから串刺し攻撃を挟んで顔面ニー
そして戸澤がバックドロップを放ち、問題龍が仕留めにかっかるが、ここでバックスライド。しかしこれは戸澤がジャーマンでカット
そして問題龍はコーナー最上段に上がるも、CIMAが捕獲
ヴィーナスからアイコノクラズムを見舞い、堀口と合体スーパードロル。そしてCIMAのトラースキックがサク裂
最後はビーチブレイクからのメテオラ。最後は踏みつけフォールで余裕勝ちを収めた


○CIMA
(12分42秒 メテオラ)
×問題龍



CIMA『おい問題龍、オレと堀口元気が組んでもろくでもない試合しやがって。二度と俺たちの名前出すな
それから俺がいいたのは戸澤陽、オマエや。テンパってんのかなんか知らんけど、入場のとき、しっかりドリームゲートの挑戦者の証であるカギを控室に忘れてきたようだな。
オマエもサイバーコングと一緒か?ビッグマッチのメインになったら心臓がビクビクいってよ。緊張してんのか?
まあいいよ。オマエは確かにアメリカで1年間、地の下から這い上がってメインイベンターの座を取ったかもわからん
YAMATO、信悟、ハルク、土井、吉野、この5人を破って戸澤陽が勝ちあがって、7月22日の神戸ワールド記念ホールでCIMAの持つドリームゲートに挑戦する。これは隠しようのない事実や
そしてオマエが相手だったら、俺はまったく文句はない。とことんまでやろうやないか
でもな、ほかの奴ならいざ知らず、挑戦者が戸澤陽、俺は今日、この京都で、次期挑戦者の戸澤陽、オマエにどうしても、ひとつだけ言いたいことがあるんや

それは…(ここで戸澤がバイシクルキックを放つも、耐えたCIMAがあらためて)


まだや。いまここでどうしても言いたいことがあるんや

それはな…(再びバイシクルキック! でもまだ耐えるCIMA)

……
まだまだや。いまこの京都でどうしても言いたいことがあるんや!

(バイシクルキック)

オマエに言うことなんかあるか!
(と大乱闘。そのままバックステージへ消えた
リング上ではほかのMAD BLANKY勢が堀口を袋叩き。ここで登場したのは欠場中の谷嵜なおき
そしてリング上で谷崎なおきとにらみあった)


谷嵜『DRAGON GATEファンの皆さま、こんばんわ!谷嵜なおきが、ホンモノのほうの谷嵜なおきが帰ってきました!
今年の1月に右肩を脱臼して、ついでに骨折もして長い間休んでましたけど、手術も無事に成功して、リハビリも終わり、いつでも闘える体に仕上げて帰ってきました
でも、Blood Warriorsもないし、JUNCTION THREEもないし、リング上がなんだかよくわからない状態になってますけど、俺もどの試合で乱入したらいいのかなと思って、熱い猛る気持ちだけたぎらせて、なんだかよくわからないうちにここにきました。

(堀口を見つけ)
堀口さんですよね?堀口さん、久しぶりじゃないですか!
(と握手を求めるが…)


堀口「オマエ誰だ?」

(その後、谷嵜は若手の手によって無理やり退場させられた)





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

[第5試合]
◎gobaaan 創刊10周年記念スペシャルマッチ・第1弾
~オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合~
《王者組》
土井成樹
吉野正人
PAC
vs
望月成晃
ドンフジイ
Gamma
▼先発のフジイイは土井に逆さ押さえ込みを連発し、秒殺狙い。吉野は望月にドロップキック。その背後からGammaが襲いかかるも、PACがミサイルキックを浴びせて一気にノータッチトペを敢行
しかしリングに戻ると、Gammaが顔面をかきむしり、フジイと交代。だがPACは赤コーナーにフジイを連れ戻して吉野とタッチ。吉野はフジイの腕に狙いを定める。

5分経過
ベテラン軍が優位な試合運び。吉野には逃げられてしまったが、土井の右足に狙いを定めると、鉄柱に何度も打ちつけ、ドサクサまぎれに急所も攻撃
さらにフジイがインディアンデスロック。Gammaとはダブル股裂きを決める。土井はあまりのダメージにロープワークもできないほど
そこへ望月も容赦ない蹴りを叩き込み、足4の字固めを決める。さらにベテラン軍は急所3連発(望月のカカト落とし、フジイのつっぱり、Gammaの竹刀攻撃)
その後、土井はなんとか自軍のコーナーへ戻り、これまでのやられた分を取り返すかのように吉野とPACが大暴れ
だがフジイもボディアタックをPACに決めて望月と交代。王者組は土井がリングイン
望月のサッカーボールキックを避けた土井だが、トペも迎撃される。そしてリング上では望月がアンクルホールド

15分経過
なおもベテラン軍が串刺し攻撃を見舞い、望月はランニングミドル。そしてフジイがのど輪落としからボディプレスもカウント2
続いてGammaはガンマスペシャル狙いも丸め込む土井。そして王者組の連続串刺し攻撃から吉野がミサイルセントーン⇒PACはGammaにスワンダイブ式ファイヤーバード
さらにコーナーへ上がったPACだったが、フジイがデッドリードライブ
吉野はフジイにスリングブレイド。その吉野に望月がミサイルキックを放つと、土井は望月にブレーンバスターを決めて、Gammaにバカタレ。そしてPACがシューティングを放つも、Gammaは膝で迎撃
場外に出された土井とPACに望月がトペ。リング上ではGammaのトラースキックからフジイが後頭部ラリアット
そしてGammaがアックスボンバー。望月も一角蹴りを放ち、Gammaのフラッシュバックからフジイのナイスジャーマンが決まるもカウント2
吉野は望月の串刺し攻撃を避けた直後、イリュージョンこそ食らったが、ハイキックをガード。そして最後は鮮やかな変形横十字固めで3カウントを奪った


○吉野正人
(19分12秒 変形横十字固め)
×望月成晃



望月『おいおい、試合後のセレモニーもまともに受けれないヤツらが勝った気になってんなよ
オマエの言う勝ちは勝ちか?オレらが立ってて、オマエら全員が寝転がってそれでも勝ちっていうのか?
今日は9割9分俺らが勝ってた。オマエらがそんな内容で勝った気でいるんだったら、散々追いかけてたトライアングルの価値も下がるよな
オマエらのそんなベルトだったらこっちから願い下げだ。それから和牛30人前?29人前は俺らのもんだ』


土井『最後に俺らが勝ったのは事実や。でもな、この勝ち方に納得してないのも事実や
俺らも散々追い込まれた。こんなんで勝ち誇れるわけないやろ。ちょうど明日の大阪でジミーズとトライアングルゲート戦があるんや。
そこで完全防衛して、そのあともう一回ベテラン軍やるぞ!』


(ここで明日挑戦するジミーズが登場)


斎了『ちょっと待て。オマエらにはたくさん言いたいことあるぞ。オマエらWORLD-1、前々から明日の大阪で俺らジミーズとトライアングル決まってたのに、今日勝手に防衛戦やりやがって
もしベルト取られたら発表されてた明日のトライアングル、どう責任取るつもりだったんだよ
そして、ベテラン軍! 前々から俺ら先に挑戦者として決まってたのに、あとからゴチャゴチャ言ってきやがって。いいオッサンがいちばん大人げないんだよ!』


望月『当日にタイトルマッチ決めたのがそんなに気にいらねえのか?去年の11月思い出せ。当日ドリームゲート、オマエが挑戦したいって言ってやったの忘れたとか言わせねえぞ』


斎了『そんな昔のこと忘れたわ。あんたらゴチャゴチャ言ってる割には今日負けただろ
明日は必ずジミーズがそのトライアングル取るぞ。あんたらは迷走してるMAD BLANKYとでも試合しとけ。帰れよ!

(ベテラン軍帰る)

土井、吉野、PAC、明日は必ずジミーズがそのトライアングル取るぞ。そして年に一度のワールド記念ホール、俺らがそのベルト巻いて出てやるからな!』

(ジミーズ退場)



土井『和牛30人前もっていかれたぞ。それはいいとして、トライアングル、守ることは守ったけど、今日みたいな勝ち方じゃ納得してへんな』


吉野『土井ちゃんの言うとおり、京都の皆さんが見てたとおり、俺らは座ってるのもやっとや
今日は正直、99%押し込まれたのは事実や
勝ちは勝ちやけど、俺らはこういう勝ち方よりも、土井ちゃんが大暴走して、俺が動き回って、PACが飛び回って勝つのが俺たちWORLD-1 INTERNATIONALや
今日はこういう勝ち方やったけど、明日の大阪はジミーズ相手にガッチリ防衛しようやないか』


土井『明日の大阪、最後に勝つのは俺らWORLD-1 INTERNATIONALや!』

(このあと無事に和牛30人前も帰ってきてひと安心)