あけましておめでとうございます。
今年もマイペースでボチボチ記録しておきたいと思っております。
お時間ございましたらお付き合いください(^ε^)♪
「Ristrante e Bar OTTO SETTE(オット・セッテ)」(☆☆☆)
http://www.risonare.com/restaurant/dining/index.html
07年4月1日オープンの「リゾナーレ」
のメインダイニング。
7人の賢人による厳選食材によるイタリアンはひと皿ひと皿が渾然一体となって口の中で見事なハーモニーを奏でる逸品ばかり。
東京でもトップクラスのみで味わえる料理を子供と一緒に味わえる時間はなにものにもかえがたい至福の思い出となって残ると思います。
住所:山梨県北杜市小淵沢129-1リゾナーレ内
電話:0551-36-5111(代)
定休:7月28日~8月26日までの営業
営業:12時~14時/18時~21時
12年12月31日夜の来訪。
18時45分の予約で妹一家と2家族でディナーです。
今回は2家族なのでダイニングの方でいただきました。壁の白いカーテンが室内なのに常にたなびいているのが印象的。
白ブドウジュースのソーダ割り 700円
山梨県産ブドウジュース 700円
2杯目で注文。これが長野県林農園のナイアガラの白ブドウジュースだと思います。濃厚なブドウジュースです。
~山梨から長野 冬籠る八ヶ岳~
ディナー付き宿泊はこのコース。
地元野菜の温かいクリームスープ。ゴボウ、ニンジン、ジャガイモを使っているそう。クリーミーで美味しい。カップの底が丸いのですが、スプーンがなかったのでついた分を口に入れられず残念。
Verdura)野菜をふんだんに使った一皿 バーニャカウダとともに
ガラスの皿に彩り美しく並ぶ野菜各種。中央にはアンチョビとオリーブオイルのバーニャカウダソース。
野菜はいったい何種類かるのだろう? 置かれているソースは赤いビーツのソース、緑のパセリのソース、白い蕪のソースです。
それぞれに適当な火入れがしてあったりフリットだったり生だったり。独活がフルーツのように甘かったのが印象に残ります。
ここでパン。胡桃入りのパンと全粒粉のパン。この全粒粉のパンがめちゃくちゃ美味しい。白いのは娘のためのパンでした。
Antipasto)地元食材を使った前菜盛り合わせ
左上から地鶏スライスの上にまったりとした口当たりのフォアグラのムース、出汁で煮込んだネギです。手前には黒トリュフのソース。
次はワインビーフのムースにチコリとスカルモッツアチーズ。オリーブオイルがついています。わずかに燻製のような香りがします。
グラスは甘い旨味と酸味のあるトマトのムース。上には生クリームとオリーブオイル。混ぜてトマトの酸味を和らげながらいただく。
右上は自家製サルシッチャのグリルに、大豆のトマト煮込み。
左手前はカンパチのカルパッチョにハマグリの出汁で炊いた蕪。上にはスプラウトと刺激的な赤い粒胡椒です。
手前左は岩魚のタルタル。下にはスライスした茄子とフレッシュトマトのソース。
手前右は手まり寿司みたいですけど、茜マスでマリネしたホタテ貝柱を包んでいます。上には食感和耐える薄切り蓮根。ねっとり美味。
右手前は白子のフリット。トロリとした白子はそれだけで美味しい。この下のソースはハマグリ出汁に小松菜を使ったものです。
Antipasuto caldo)八ヶ岳山麓玉子とボタン海老の温かい前菜 甲殻類の風味を効かせて
不思議な形の円盤のようなお皿に。
くぼみにはオマール海老などから取ったクリーミーなエスプーマのソース。これがすでに美味しい。
この下に隠れているのは生のボタン海老のタルタル。そして茹でた小松菜です。ねっとりと濃厚なボタン海老の身は美味。
Primo piatto)ハマグリと地元野菜の冬野菜を使ったスパゲッティーニ “ボンゴレ・ビアンコ”
ここはプリフィクス。しかし、家内とぼくが揃って選んだパスタがこれ。
刻んだハマグリと地元の野菜がたっぷり入ったペペロンチーノです。実に美味しい。
Secondo piatto)小林牧場の甲州ワインビーフ肩ロース網焼き 蕪の葉ピュレをソースに仕立てて
家内と妹夫妻はこれ。
レアな感じの肩ロース肉は適当にさしが入っていて柔らかく美味しい。
ジャガイモにナッツとグリルした蕪、ブロッコリーに芽キャベツ。山葵をどこかに使っているみたいでした。
千野さんの育てた甲州信玄豚ロース肉のグリル ユリ根のピュレ添え ローズマリー風味
ぼくのメイン。美しいロゼ色に焼き上がっている豚ロース肉。ローズマリーを使った濃厚なソースと、優しい百合根のピュレのソース。
それにグリルした野菜です。
Primo dolce)山梨県産キウィのグラニテ 八ヶ岳ジャージーヨーグルトの軽いムースを添えて
これは面白い口直しでした。キウィのグラニテは辛いのです。聞いてみましたが辛味のあるもの入れていないとのこと。エスプーマにして凍らせてあるとことで、その炭酸が辛味にも似ているのかも。上にはジャージー牛乳のヨーグルトのムース。
Dolce)温かいチョコレートのスフォルマート 苺のソース 八ヶ岳のジャージー牛乳を使ったジェラートと共に
ぼくのデザートはこれ。切ると中からチョコレートソースが流れ出すフォンダンショコラ仕立てです。程よく甘く濃厚なジャージー牛乳のジェラート。カスタードのソースと苺のソースです。
山梨県ヤモト農園の苺とパンナコッタ 八ヶ岳のジャージー牛乳を使ったジェラートと共に
家内のデザートはこれ。
パンナコッタの上に苺を使ったエスプーマのソース。それにジャージー牛乳のジェラート。そして薄切りのイチゴのチュールを飾っています。
食後の飲み物はハーブティーを。
レモングラスやレモンバームのフレッシュなハーブにカモミールなどの乾燥ハーブティーをブレンドしたもの。今までに飲んだどのハーブティーよりも美味しい。
最後の小菓子も圧巻。歓声が上がります。この辺り、サローネと共通。
ビターなトリュフチョコレート、小さなマカロン、焼いたタルト、ピスタチオを使ったミニシュー、サクサクのクッキー、ココナツ風味のメレンゲ、ナッツ入りの生キャラメル、柑橘系の香りの強いゼリー、フルーツの入るスポンジです。
娘のメニューは子供用コース。
前菜は4種盛り合わせ。グリルした帆立とブロッコリ、バジルソースを使ったモッツアレラチーズとミニトマトのカプレーゼ、ジャガイモとエビのタラモサラダ、生ハムを乗せた地野菜のサラダです。
次にコーンスープ。一人ですぐに食べ終わっていました。
スパゲティはボロネーゼかカルボナーラの選択。
娘はカルボナーラを選びましたが、自家製のパンチェッタを使っているようで、独特の食感に香りと塩気です。ソースには生クリームを使っているみたい。
メインは牛肉と野菜のグリル。バルサミコを使ったソース。子供が食べるメニューじゃないぞ、これ!(笑)
デザートはプリンと八ヶ岳のジャージー牛乳を使ったジェラート。
こちらに来るのもすでに3回目。2回目の記録はしそびれていますが。
毎回満足度が高い素晴らしいレストランです。