最終回 国道212号 大石隧道 帰路の回顧録 | RoadJapan 日本の道路、昭和の旧道を巡る旅

最終回 国道212号 大石隧道 帰路の回顧録

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では、旧道の終点へ向かいましょう。
農道のような大石バイパス旧道から、まずは市道へと出ます。

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分岐付近にはこのような石組み。
当時の道路のもの?もしくはかつて存在した家屋の土台でしょうか。

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…しかし、その直後は土砂降り。

探索時にこの雨にならないことを感謝すべきですが。
この後市道を坂を下る方向に進んだら実は逆方向でまた元に戻る羽目になったりと
なかなか心折れる展開となりました。

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ようやく現国道212号線と合流できる目処が立ちました。
もしこちらから大石隧道を目指すとしたら、非常に迷いやすいでしょう。

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力尽き、この先にも旧道は続いておりましたが、断念して最短でトンネルを目指します。
雨は小降りになったものの、財布の中に入っていたお札は自販機で使用不能に
廃道ナイト3のチケットも旧道のように年季の入った姿へと変わりました。

RoadJapan 日本の道路、昭和の旧道を巡る旅-国道212号 花月バイパス 大石峠
そしてついに到着した、奥耶馬トンネル。

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昭和50年3月完成。
長さは717m。

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疲れ果てており、非常に長く感じました。

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やっと出口を迎えます。
穴の向こうは、苔むしたコンクリートの斜面に囲まれた世界。

大石隧道ほど異質なものではありませんが、
トンネル前の切り通しなかなか大規模なものです。

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古ぼけた電話ボックス。誰か使うのでしょうか。

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標高は400m程度の大石峠。この標識を越えればいよいよ車に戻れます。
2kmほどの道程だと思うのですが、疲労困憊でありました。
さては、あの隧道に力を吸い込まれたのか。

今回、熊野に引き続き明治時代の旧道をお送りしました。
こちらは道路というより、景勝地に近いものでした。
大石隧道は今も自分を魅了し続けております。肉眼で見て、本当に良かったと思える世界でした。


次回連載は日曜日より開始いたします。