LOLLIPOP(ロリポップ)のNFTアプリを使用する際は、
暗号資産ロリポップ(LPOP)の入金が必要です。
ロリポップ(LPOP)がなくてもユーザーアカウント登録はでき、カメラを起動させて写真や画像を撮影することは可能ですが、
NFTを生成する時にロリポップ(LPOP)の支払いを求められるので、
あらかじめTimeCapsule内のウォレットに入金しておきましょう。
すでにメタマスクからTimeCapsuleウォレットへの入金方法については解説済みですが、
送金先ウォレットアドレスを登録する際、
TimeCapsuleのウォレットページに表示された
誤って「Signature Vault」のアドレスを入力してしまう人が結構多いようです。
こちらのアドレスはTimeCapsuleウォレットのアドレスとは別のものですが、
TimeCapsuleウォレットアドレスの下に表示され、
同じような文字列が出てくるので間違えやすいと思います。
もし間違って送金してしまったら、
もう資金は戻ってこない…というのがweb3.0の常識です。
しかしLOLLIPOP(ロリポップ)は、
暗号資産の送金に慣れていない初心者のために救済措置を提供してくれました![]()
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今回は、誤ってメタマスクからSignature Vaultへ送金してしまった場合の対処法をご紹介したいと思います。
正しい送金先は?
救済措置があるとはいえ、できれば間違えずに送金したいものです。
メタマスクからTimeCapsuleウォレットへ送金する場合、
あらかじめTimeCapsuleウォレットのアドレスをコピーし、
メタマスクの送金先登録欄に貼り付ける必要があります。
コピペするアドレスはTimeCapsuleウォレット内にある「Capsule Wallet」と表示されている文字列になるので、確認しておきましょう。
まずはTimeCapsuleアプリを開いてアカウントページから「Wallet」ページを開きます。
オレンジのカードのようなところに保有しているロリポップ(LPOP)の残高が出てきますが、
そのすぐ下の「Capsule Wallet」がTimeCapsule内のウォレットです。
コピーマークがあるのでタップし、
そのままメタマスクの送金先欄に貼り付けてください。
Signature Vaultとは
はっきりしたことは分かりませんが、
「Signature Vault」で検索してみると、
セキュリティ情報を安全に保管するための暗号キーのことをいうようです。
TimeCapsuleにおけるSignature Vaultは、
NFTのデータをブロックチェーンに刻むうえで必要となる暗号キーや、
TimeCapsuleウォレットのセキュリティシステムを表すデジタル署名のようなものではないかと思われます。
いずれにしてもロリポップ(LPOP)を入金しておくべきウォレットではないので、
ここに入れてもTimeCapsuleでNFT生成はできません。
Signature Vaultに誤って送金してしまったら?
メタマスクからTimeCapsuleウォレットに送金しようと思ったのに、
間違ってSignature Vaultのアドレス宛に送ってしまった!
そんな時は、次のような手順でロリポップ(LPOP)を取り戻しましょう。
STEP.1TimeCapsuleのウォレットページを開く
TimeCapsuleのアカウントページを開き、
「Wallet」ページを表示させましょう。
STEP.2エクスポートキーをゲットする
オレンジカードの下に「Capsule Wallet」、
その下に「Signature Vaule」が表示されていますよね。
さらにその下には
「Capsule Valut History」と出ていると思います。
今回使うのはそのすぐ下、
赤い文字で表示された『Export Signature Key』というボタンです。
これをタップすると、
「Are You Sure?」というメッセージが出てくるので、
『OK』ボタンをタップしてください。
さらに「Your Private Key」と出てきたら、
文字列の下の青い文字『Copy to Clickboard』ボタンをタップします。
STEP.3メタマスクのアカウントページを開く
次にメタマスクを開き、
上部のアカウント名をタップします。
すると下の方に
「Accounts」というポップアップが出てくるので、
そこにある『Add account or hardware wallet』ボタンをタップしてください。
STEP.4 Private Keyを貼り付ける
「Import Account」というページが出てくるので、
「Paste your private key string」の欄に
先ほどの青いボタンからコピーしたまま貼り付けます。
『Import』ボタンをタップし、
「Account successfully imported!」と表示されたことを確認してください。
STEP.5ロリポップ(LPOP)をインポートする
表示されているウォレットのまま、
「Import token」という青い文字をタップします。
「Custom token」のタブに
ロリポップ(LPOP)のコントラクトアドレス
「0xEA96DAA186C1fa0A709929822867Ec176Af8bafF」をコピペし、『Next』ボタンをタップすると…
誤送金したロリポップ(LPOP)が表示されるはずです。
これでメタマスクに、Signature Valutへ誤って送金してしまったロリポップ(LPOP)が戻ってきました。
あとはもう一度、
正しい「Capsule Wallet」のアドレス宛に送ってあげれば良いだけです。
送金の都度ガス代としてBNBが取られてしまうので、
今度は間違えないよう気を付けてくださいね!

