仮想通貨の話でいつも盛り上がっている同僚が、最近ChatGPTを使い始めたようです。
うちの会社では、ドライバーも「自己評価シート」とか文章を書いて報告するような仕事が時々あるんだけど、
事務系の仕事をしてこなかった人って、
たった3行ほどの文章を書くのすら苦手だったりするんだよね。
そういうのが嫌いだからトラックの運ちゃんになったのにって人もいるかもしれない。
慣れている人は頭の中に定型文があって、
まあ上手いこと単語を当てはめて組み立てられるんだろうけど、
文書作成の基礎みたいなのがない界隈の人たちにとっては、
めちゃめちゃ難しいことなんです。
この面倒で難しい仕事をするために、
同僚はChatGPTを使おうと思い立ったってわけ。
俺も詳しくは知らなかったんだけど、
実際にやっているところを見せてもらうと…
まずチャット形式でAIにお願いするんですよね。
「こういう文章を作って」って。
もっと高度なコマンドを想像してたんだけど、
普通の話し言葉で良いみたい。
「俺は長距離トラックの運転手で、日頃の業務態度について反省文を求められている。居眠り運転とか速度超過とかはしてないけど、時々予定してたルートを間違えちゃって配達時間に若干間に合わないことがあったかも。以後気を付けます的な文章書いて」
って、そんなフランクな感じで指示出してました。
そんでChatGPTのほうも、
「毎日仕事お疲れさま!分かった、日頃の仕事について報告すればいいわけね。じゃあこんなのどう?」って、
向こうも友達みたいに返してくるんですわWW
まじで!?最近のAIってそんな感じなの!?
ってちょっとびっくりしました。
あえて崩した日常的な口語文で指示を出すことで、
あらゆる言い回しを学習させる意図があるのかもしれません。
堅苦しい言葉で会話していると、
AIのほうもガチガチの日本語で返すようになり、
人間側がWhat's Up?みたいな気さくな感じで話しかけると、
AIも「そういうもんだ」と学習してウェイウェイした感じで返してくれるようになるらしいね。
いや~ほんと面白いわ~
それで同僚は良い感じの文章(報告用なのでちゃんとした丁寧語のやつ)をゲットし、
ものの数分で上司に報告しておりました。
まさかChatGPTに作らせた文章だとは、
上司も気付くまい…
だってものすごく人間っぽいし、
なんならアイツの語彙力ってこれくらいだろうなって感じの文章なんだよね(笑)
指示した人間を超えず、
ちょうど良いクオリティの成果を上げてくれるんです。
そこに一番びっくりしましたね。
俺も使ってみようかなって思ったけど、
そしたら俺の居場所がなくなりそうで怖かったので(^_^;)、
今回は自力で頑張りました。