俺、仮想通貨取引において送金元と送金先の情報提供が必要になるというニュースを紹介しましたっけ?
いつからそうなるのかな~なんて思っていたら、
CoinCheckではすでに始まっていたみたい!
新たに送金先を登録する際、
アドレスだけでなく宛名やサービス名、送金相手が個人の場合は受取人の氏名・居住国・居住地域を入力する必要があります。
いわゆる「トラベルルール」ってやつで、
仮想通貨の送受信・入出金の際に
送金元と送金の情報提供を義務付けるという新たなルールです。
マネロン対策やテロ資金対策の一環として定められ、
FATF(金融活動作業部会)が各国当局に導入を求めていました。
日本では2032年6月1日に「犯罪による収益の移転防止に関する法律」が改正され、
トラベルルールの実施を義務付けることとなりました。
さらに今年7月24日からはCoinCheckで
「外国為替及び外国貿易法」第17条および「外国為替取引等取扱業者のための外為法令等の遵守に関するガイドライン」に基づき、
仮想通貨の入金の際に規制対象でないことを確認する新たなプロセスが登場…
入金後すぐに残高へ反映されるのではなく、
送金元情報や取引目的などの必要事項を回答し、
それをCoinCheckが審査したうえで承認されれば入金完了となります。
取引完了に時間がかかるだろうし、
回答内容によっては入金不可になることも考えられるでしょう。
悪いことをしているつもりはなくても、
ちょっと回答を間違えただけで「規制対象!!
」と言われてしまうかもしれません。
Xでもこんな愚痴を言っている人がいました。
【悲報】コインチェックへの仮想通貨入金、めっちゃ面倒になる
— SOU⚡️仮想通貨 / ビットコイン (@SOU_BTC) July 8, 2024
- 入金のたびにこれやるんか…?
> お客様が行われる暗号資産入金について、ご入金の都度、送金元情報や取引目的等の詳細をご登録いただき、登録内容を確認した後、ご利用アカウントに反映いたしますhttps://t.co/8n5rz5y2OW pic.twitter.com/fDKhqouOTe
ユーザーの安全確保のため、
法令順守のためには仕方ないことなんだけど…
ビットコインが下がってる!すぐに買わなきゃ!
という時はちょっと面倒ですよね![]()
みなさんも、お使いの取引所でどのようなルールになっているか、早めに調べておきましょう。