思わずうなずいてしまう投稿を発見…
投資投資と言うけれど、世の中が投資家ばかりになったら、何も生み出されず、それこそ投資先もなくなってしまう……ま、実際はそんなことないと思いますが、特に未来ある若い皆さんには、何かを生み出し社会に送り出すようなコトにも興味を持ってもらえるとうれしいなぁ……と思ってしまうおじさん。
— 諏訪部順一 Junichi Suwabe (@MY_MURMUR) May 14, 2024
最近はどこを見ても
「不労所得!」「既存の働き方は終わる!」
って、そればっかり。
そりゃ、起業だの投資だの成功すれば儲かるかもしれないけど、
みんなが社長になって、トレーダーになっても、
良い社会になるとは言えないと思います。
スーパーの店員さんに聞かないと、どこにお目当ての商品があるか分からないことだってあるし、
居酒屋でもロボットじゃなくて、生身のスタッフさんから接客してもらいたい時もあるし、
人間の医師や看護師だからこそ
できるケアがあると思うんですよね。
交通整理のおじさんや、
商店街にある暇そうな古本屋の店主、
運送会社のパート事務員など、
ベンチャー企業の若社長とか投資Youtuberに
「こんな仕事必要ないww」と言われてしまうような仕事にも
存在する意味があると俺は思います。
未来の子どもたちが全員投資家を目指したら、
それこそ世界は終わるんじゃない?
彼らが買う株式は、誰が発行するの?
まず株式会社があって、その会社が事業を展開するための資金が必要だから株式を発行しているんでしょ?
起業だってそう。
新しい会社がいくらでも作れて、誰も彼もが社長になったら…
パソコン一つでできる仕事もあれば、人材が必要な仕事もありますよね。
投資家や起業家だけで世の中が回っているわけではないのです。
俺がやっている仕事も、いずれロボットとか自動運転の技術が進歩したら要らなくなってしまうかもしれません。
でも、現時点では俺にしかできない仕事があって、
人間だからこそ提供できる価値があると思うんです。
だからうちの子たちには、
数字を動かす仕事じゃなくて、
己の力を使って稼ぐ社会人になってほしいなと思っています。
投資家や起業家が悪いわけじゃないけどね!
人間として生まれたんだから、
苦労や汗水たらして働くってことを、
一度は体験してもらいたいです。