LOLLIPOP(ロリポップ)アドボケイターのChadさんが、
懐かしの投稿をリポストしていました。
Have you heard of ZK-Rollup❓
— LOLLIPOP🍭#BSC#LPOP (@LollipopBsc) February 3, 2023
It is a type of scaling solution for blockchain systems that uses a technique called ""zero-knowledge proofs"" to reduce the amount of data that needs to be stored on the blockchain.
Sweet and efficient. 🍬🌿👌#LPOP #zkRollups pic.twitter.com/Nf6OqXzDAp
LOLLIPOP(ロリポップ)から投稿されたのは2023年2月3日のことだけど、
LPOPがCoinStoreに上場される前に
おさらいしておこうねって意図だったのかな?
「ZK-Rollup」??
えっと、なんだっけ??(^_^;)
なんか大切なことらしいので、
今回はしっかり勉強しておこうと思います!
ZK-Rollupとは?
ZK-Rollupは、簡単に言えば「ゼロ知識証明」を使って
正しい情報であることを証明するという方法です。
…これだけだと、なんのこっちゃって感じですよね(^_^;)
まずロールアップという技術について理解する必要があります。
ロールアップは、ブロックチェーンのスケーラビリティ問題を解決するためにレイヤーを分けるという技術のこと。
ブロックチェーンにはレイヤー1とレイヤー2があり、
トランザクションの一部をレイヤー2で処理することで効率的になるってわけです。
レイヤー2で処理されたトランザクションは、
レイヤー1に巻きあげられるようにして戻されるので「ロールアップ」と呼ばれています。
レイヤー2で処理された情報は、まとめてレイヤー1に書き込まれるのですが…
その情報が正しいことを証明しなければなりません。
そこで使われるのが「ゼロ知識証明」です。
つまり、ZK-Rollupとはゼロ知識証明を使って正しい情報であることを確認したうえで、
レイヤー2からレイヤー1へロールアップを行うという意味なんですね。
ゼロ知識証明とは?
それではゼロ知識証明とは、具体的にどんな技術なのでしょうか。
これは1980年代に発表された、意外と古い技術なんです。
まだ仮想通貨が生まれていない時代にできて、
当時は安全なユーザー認証を行うために開発されました。
簡単に言うと、
「ある知識」を持っている人が、その知識についての情報を明かさずに事実を証明するという手法です。
例えば合言葉があるとして、
その言葉を知っているんだけど、それは言わずに「合言葉を知っている」という事実を証明するという感じです。
普通、パスワードを解除する時は実際にパスワードを入力しますよね。
しかしゼロ知識証明では、パスワードを入力せず「パスワードを知っていますよ」という証拠を送信するというログイン方法になります。
どうやってゼロ知識証明をするの?
”「ウォーリーを探せ」で、確かにウォーリーを見つけたことを相手に証明する”
という例が分かりやすかったので紹介しますね!
まだウォーリーを見つけていない相手に対し、
「ここにいたよ」と言ったらダメですよね(笑)
でもただ「見つけたよ!」と言っても、
嘘だろと疑われてしまうわけです。
じゃあどうやってウォーリーを見つけたことを証明するか。
ゼロ知識証明を使う場合、次のような方法があります。
①ウォーリーを切り抜いて見せる
イラスト全体の裏に透かし模様を入れておき、コピーでないことを証明します。
見つけたウォーリーだけを切り抜き、相手に見せます。
これを見れば相手にはウォーリーの位置は分からないけど、
ウォーリーが見つかったという事実だけは証明できるというわけですね。
②ウォーリーだけが見えるようにカードボードを切り抜く
イラスト全体にカードボードをかぶせ、ウォーリーの部分だけ切り抜きます。
これだとなんとなくページのこのあたりにウォーリーがいるんだなと分かってしまいそうですが…
広いテーブルを用意して、どのあたりにイラストが置いてあるか分からない状態にしてからテーブル全体をカードボードで覆った方がより機密性が増すと思います。
ブロックチェーンではこんなアナログな方法で証明しているわけではありませんが、
簡単に言えばこのような理論を使った証明技術で、
レイヤー2からレイヤー1へ情報がロールアップされているのです。
LOLLIPOP(ロリポップ)のブロックチェーンは?
LOLLIPOP(ロリポップ)はBNBチェーンを採用していますが、
ZK-Rollupについては実装済みなのでしょうか。
2023年12月中旬に更新された情報サイトの記事では、
「BNBチェーンは今後ZK-Rollupを導入する計画がある」と掲載されていました。
今のところBNBチェーンで何か動きがあったという情報が入っておらず、ゼロ知識証明についてはまだ実装されていないと思われます。
これが実現すれば、BNBチェーンはイーサリアムを喰う存在になるかも!
それゆえ、「イーサリアムキラー」とも呼ばれているそうです。
ZK-Rollupによってトランザクションの高速処理が可能になり、エコシステムの拡張が期待されています。
LOLLIPOP(ロリポップ)のマーケットでNFTが取引されるようになり、人気のプラットフォームになればトランザクションが混み合うことも予想されるでしょう。
その時までにZK-Rollupが実装されていれば、
イーサリアム系のOpenSeaよりもスムーズな売買ができ、
ガス代も抑えられるという夢のマーケットになっているかも!
LOLLIPOP(ロリポップ)の成功は、
BNBチェーンがZK-Rollupを実現できるかにかかっていると言っても過言ではありません。
2023年8月には、イーサリアムのレイヤー2を活用してBNBチェーンが独自のネットワークを開発したとの情報も。
今後の発表が待ち遠しいですね!
LOLLIPOP(ロリポップ)の成功はBNBチェーンがカギ
ブロックチェーンプロジェクトにとって、採用するネットワークチェーンが成功のカギを握ります。
どんなに良いコンセプト、魅力的な計画があっても、
それを実現できるブロックチェーンを持っていなければ捕らぬ狸の皮算用…
仮想通貨に投資するなら、
そのプロジェクトの将来性について厳しくジャッジする必要があります。
LOLLIPOP(ロリポップ)は、BNBチェーンとともに運命を共にするでしょう。
だからBNBチェーンの開発者であるバイナンスの動向をチェックすることは、我々LPOPpersにとっての使命なのです。
LOLLIPOP(ロリポップ)の動きをタイムリーにキャッチするのはもちろん、
関係するすべてのプロジェクト、取引所、仮想通貨市場、世の中の流れにも目を向けるべきですね。
なんだか面白そうなプロジェクトがあるぞ!
最近このトークンがきてるらしい!
などといった、感覚だけでは勝てない時代に来ています。
LOLLIPOP(ロリポップ)は、
BNBチェーンがZK-Rollupを実装できるかによって未来が決まるかもしれません。
Time Capsuleのアプリも、
サクサク動いてくれるといいな~